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どの企業にもイクボスが必要な理由

「働き方改革」に取り組んでいる企業はずいぶん増えましたが、対外的にアピールしているだけで現場の実態は何も変わっていない、という声を多く聞きます。

「働き方改革」は、単に残業削減、有休取得率向上だけを進めるものではありません。目標値として数字だけが独り歩きするのは、大企業によくある失敗パターンです。

働く人の多様性が高まる中で、誰もが働きやすい環境を作っていくことが重要です。特に子育てや介護などとの両立が注目されますが、それだけではありません。今の若い世代は「仕事はしっかりやるけど、プライベートも充実させたい、それを犠牲にしたくない」と考えています。

そのため、誰もが仕事とプライベートを両立して働くことができるような環境にしなければ、今後人材の確保がますます難しくなります。

ここで言う「環境」とは、社内制度や物理的な職場環境だけでなく、上司や同僚の理解、職場の雰囲気なども含みます。と言うより、これらが一番重要なのです。

上司や同僚の理解、特に昭和世代の上司の頭をアップデートすることが必須です。そのために、令和時代に合わせた管理職の意識改革を行う研修、それが「イクボス研修」です。

そして、このイクボス研修を多く実施しているのがNPO法人ファザーリング・ジャパンで、私も一会員として活動しています。

私自身、企業経営者向けのイクボスセミナーや、管理職向けのイクボス研修、業務効率を上げるためのビジネススキル系の社員研修などを実施しています。

私自身も昭和時代に社会人になった昭和世代なので、イクボス研修の受講者である40代、50代の方々の気持ちや価値観がよく分かります。でもこの30年間で日本の経済社会、人口構成などは激変し、昭和のモデルは通用しなくなっています。法律も変わり、社員の意識や価値観も大きく変わっています。

その環境の変化に合わせて上司は頭のOSをアップデートしないと、部下はついてきません。経営者、幹部、管理職が意識改革しないと、若手との意識ギャップが大きいままでは組織としてうまく回りません。

ウチの上司もそうだよなーと思う方は、ぜひお声がけください!
まずはイクボス研修をやって組織を活性化しましょう!
そして、実のある本当の働き方改革を実行しましょう!

それが人材採用の苦労をなくし、離職率を下げることに必ずつながります。しかも先手必勝です。

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