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1000日チャレンジ 871日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 89.The Afghanistan War, The Gulf War and the Invasion of Iraq

ゴールまで129日

★BMI:23.2

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

89.The Afghanistan War, The Gulf War and the Invasion of Iraq
(要約)東西冷戦下の1979年、ソ連はアフガニスタンに親ロシア政権を作るために侵攻した。その後、米国はアフガニスタンの反ロシア勢力を支援し続け、10年後、ソ連の勢力を排除することに成功した。その後のアフガニスタンはイスラム勢力の争いが続くが、1998年までに2/3程度をタリバンが支配した。タリバンは2001年のアメリカでの同時多発テロを主導したアル・カイーダに基地を提供していた。一方、イラクは1980年~1988年のイランとの戦争の後、1990年にはクエートに侵攻した。これは米国を中心とする多国籍軍との湾岸戦争につながり、イラクは押し戻された。2002年、米国はイラクが大量破壊兵器を隠し持っているとして攻撃し、フセイン政権を打倒する。その後、イラク国内は混迷が続くことになる。

petroleum;石油、confrontation;対立、restore;回復させる、regime;政権、oust;追い出す、cease-fire;休戦、停戦、amass;蓄える、mass destruction;大量破壊、turmoil;騒動、混乱

the Gulf War;湾岸戦争「イラクのクウェート侵攻に反対するアメリカなどが,多国籍軍を結成して軍事攻撃を行い,イラクを破り,クウェートを解放した戦争。1990年8月,イラクは突如,隣国クウェートに侵攻,併合を宣言した(湾岸危機)。国連安全保障理事会はイラクを非難し,11月に武力行使容認決議を行った。これを根拠に,アメリカを中心とし,イギリス,フランス,アラブ諸国を含む多国籍軍は,91年1月にイラク攻撃を開始した。多国籍軍のミサイル,航空機による攻撃でイラク軍は大打撃を受け,多数の死傷者を出した。2月の地上戦開始後まもなく,クウェートは解放され,停戦となった。冷戦の終結以降,最初の大規模な戦争で,アメリカ中心の国際秩序を印象づけたが,戦後もイラクのサッダーム・フセイン政権は2003年のイラク戦争で倒れるまで存続した。」(山川 世界史小辞典 改訂新版より引用)

◎ここまでくると鮮明に覚えている歴史になってくる。湾岸戦争の様子は、世界中に生中継され、劇場型かつ情報戦の様相が強かったように思う。油まみれの水鳥の画像はフェイク(実際にはイラクの攻撃によるものではなく、米軍の攻撃で漏れ出した原油が原因)だったし、イラクは大量破壊兵器を持っていなかった。こういう危険性は現在、AIを使ってさらに巧妙にしかけられるようになっている。


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