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1000日チャレンジ 968日目 東京国立博物館 総合文化展 特集展示「キリシタンの祈りと聖母マリア」

ゴールまで32日

★BMI:22.9

★先日、東京国立博物館で、総合文化展 特集展示「キリシタンの祈りと聖母マリア」を観たので記録に残しておきたい。

【会期】2023年11月28日(火) ~ 2023年12月24日(日)
【会場】東京国立博物館 平成館
(以下、博物館web siteより引用)「16世紀にヨーロッパから日本へ伝わったキリスト教は、次第に信徒を増やし、西日本を中心に浸透してきました。その後、禁教になってからは弾圧を受けながらも潜伏することで信仰を守ってきました。当館が所蔵するキリシタン関係遺品のなかには、ロザリオ、十字架、メダイ、銅牌といったキリスト教の信仰の様子を示す品々があります。また、イタリア人宣教師シドッチがもたらしたとされる「親指のマリア」をはじめ、聖母マリアの姿を表わした油彩画や、白磁製の観音像を聖母に見立てたマリア観音像など、聖母マリアに関連した作品があります。クリスマスの時期に合わせて開催される本特集では、これらの作品を通じて、日本におけるキリスト教の受容や潜伏キリシタンが受け継いできた信仰、そして聖母マリアへの祈りについて紹介します。」

◎「聖母像(親指のマリア)」(重要文化財;イタリア;長崎奉行所旧蔵品;17世紀)

聖母像(親指のマリア)(17世紀;イタリア;長崎奉行所旧蔵品;重要文化財)

◎踏絵

板踏絵 聖母子像(ロザリオの聖母)(江戸時代;長崎奉行所旧蔵品;重要文化財)
踏絵 聖母子像(ロザリオの聖母)(江戸時代;長崎奉行所旧蔵品;重要文化財)

◎祈祷書(安土桃山~江戸時代・16~17世紀;片山直人氏寄贈)

祈祷書(安土桃山~江戸時代・16~17世紀;片山直人氏寄贈)

【感想】踏絵の表面が摩耗しているのは、人々が足で踏んだ後なのだろう。実になまなましい貴重な資料だ。マリア観音像や祈祷書からは、禁教下でも自分の宗教への信心を貫いた人の気持ちが魂がこもっているように思った。


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