見出し画像

1000日チャレンジ 971日目 東京都美術館「永遠の都ローマ展」

ゴールまで29日

★BMI:23.2

★先日、東京都美術館で、「永遠の都ローマ展」を観たので記録に残しておきたい。

【会期】2023年9月16日(土)~12月10日(日)
【会場】東京都美術館
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
【共催】ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
【後援】駐日イタリア大使館
【協賛】JR東日本、大和ハウス工業、DNP大日本印刷
【協力】ITAエアウェイズ、日本貨物航空
【監修】クラウディオ・パリージ=プレシッチェ(ローマ市文化財監督官)
加藤磨珠枝(美術史家、立教大学文学部教授)
(以下、公式web siteより引用)「永遠の都ローマ ― 二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられます。
本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
なお、2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」がカピトリーノ美術館を訪ねて150年の節目にあたります。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えることになりました。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となります。」

◎トラヤヌス帝記念柱・モエシアの艦隊(石膏複製部分)(113年)

トラヤヌス帝記念柱・モエシアの艦隊(石膏複製部分)(113年)

◎トラヤヌス帝記念柱・デケバルスの自殺(石膏複製部分)(113年)

トラヤヌス帝記念柱・デケバルスの自殺(石膏複製部分)(113年)

【感想】写真撮影化の作品が少なくて、なかなか記録に残しにくいのだが。立体作品が多く、前半部分では、歴代ローマ皇帝の胸像がずらりと並んで、なかなかの迫力。複製も多いようだが、複製時代も古い時代のものもあるようだ。2,000年もの前の人と同じものを目の前にしていると思うと、ロマンを感じずにはいられなかった。彫刻はどれもバランスが取れていて、美術品として素晴らしいものばかり。特に、今回のメインビジュアルにもなっている2世紀の作品「カピトリーノのヴィーナス」は息を呑むような美しさ。大理石の質が良いのか?肌のきめが細かくてキラキラしている。こんな状態で2,000年近くよく保存されていたなぁ。門外不出の作品ということで、東京展だけの展示だとか。会期ギリギリでも比較的空いていて、たっぷり時間をかけて観られてよかった。


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,351件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?