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オンライン取得可能な高度IT資格は無かった(ITコンサル向け)

こんばんは。湯島に月イチで現れる幻のスナックさりーのママ、さりーです。

わたしの本業がITコンサルタントなことは自己紹介にも記載していますが、この外出自粛期間にオンラインでなにか資格取得できないかなと考え、ITコンサルに適した資格のMAPを作りつつオンライン取得可能な資格を調べました。

ITコンサル向け資格MAP

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縦軸は難易度です。最低難易度にIPAの基本情報技術者試験を据えているため、IT業界で数年間の勤務経験があったり、大学で情報系を専攻していた方が対象のMAPになります。
※難易度や領域分けはあくまで主観です。

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横軸は領域別に大きく3つ分けています。
・Technology
 →Infrastructure:ネットワーク、データベースを中心とした分野
 →Application:SaaSサービス、ソフトウェア、ミドルウェアを中心とした分野
・Management
 →PM:プロジェクトマネジメントを中心とした分野
 →Strategy:IT戦略やアーキテクチャ作成を中心とした分野
・Audit、Finance:監査や会計など、経営目線でITを検討する際に必要とされる分野

結論:オンラインで取得できる高度資格はほぼない

調査の結果、オンラインで取得できると判明したのはSAPのコンサルタント資格のみでした…!しかも受験費用5万円!うひょー!

MSとCiscoの一部資格については、ピアソンVUEのオンラインプロクターを利用すれば自宅から受験可能という情報も目にしました。英語Onlyです。

https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/Microsoft.aspx

Technology領域

ベンダー系資格が多いです。特にGCP、AWS、Azureなどクラウド分野は充実しており、ビギナーからスペシャリストまでのランクが用意されているため、特定のサービスを極める方にとっては学習ロードマップが整理されていてわかりやすいです。Professionalランクになるとかなり玄人向けとなり、対象サービスの使用経験を数年積んでいないと取得が難しいです。
ちなみにわたしは来月AWS資格取得に初挑戦する予定です!

Management領域

プロマネ系資格の二大巨頭をご紹介します。
PMI-PMP試験
世界最大のプロジェクトマネジメント協会の主催する試験。
事前課題:3年間のプロマネ経験の提出(英語)、35時間の研修受験
試験形式:200問の4択問題
事後課題:3年間一定数の研修受講や自己学習
IPA-プロジェクトマネジメント試験
試験形式:(午前)IT基礎55問の4択問題、(午後1)3問の長文記述問題、(午後2)小論文

わたしはIPAの資格を2017年春期に取得したのですが、午後の記述対策が大変、かつ当日の記述ボリュームがかなり大変でした。。
試験対策においてプロマネとして身に着けておくべき考え方を学ぶことができるので、自己流のプロマネ術で業務にあたっている人も基本に立ち返り王道を思い出すという点では勉強する価値があると感じました。

PMPのほうがグローバルに通用する資格ですし、国内での評価も高い印象はありますが、上記の通り受験前後の課題がいろいろあります。
めんどくさがりのわたしはそれを避けて、IPA試験にまずはトライしました。

Audit、Finance領域

高難度の試験が三つ連なります。
中小企業診断士日商簿記1級は多くの企業で取得推奨資格となっています。経営の知識を身に着けることでクライアントのマネジメント層へのアプローチ力を高めることができると考えます。わたしも挑戦したい…けどまだ勇気がでない…。
ISACA-CISAはIT監査およびコントロールの専門家資格として知られるグローバル資格です。ガバナンス、マネジメント、セキュリティ、システム開発、運用など幅広い知識が求められます。わたしは2018年に不合格で、2019年に再受験、合格しました。一回の試験が約7万円なので、痛い出費でした…。学習領域がかなり幅広く、苦労しました。。

以上、IT資格MAPのご紹介でした。

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