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【先延ばし対策教室#1】先延ばしを完璧に防ぎ、洗い物が光の速さで片付く、たった一つの超シンプルなルール。それは、「〇〇」


こんにちは、清水陽介(@smzyuskmental)です。


昨日、友達と話してたら


「一人暮らし始めたんだけど、皿洗いがクッソめんどくさい。

めんどくさいから後でやろうって思うんだけど、それが続いてお皿が溜まっちゃうんだよね。

どうしたら皿洗いできるようになる?」


という、なんともわがままな悩みの相談をいただきました。


「うるせえ、いいからやれや!」


心の奥でそうは思ったのですが、

確かに、一人暮らしや主婦の方が毎日お皿を洗うのがめんどいのも事実。


お皿って汚れてるし、洗ったら手が濡れるし、楽しくないしで

結構先延ばししちゃいがちなんですよね。


ところが、僕はあるテクニックを採用してから先延ばしをほとんどしなくなって、

今では皿洗いも一切苦じゃなくなったんですよね。


おかげで、僕の洗い場には100%お皿がたまることがなくなって、気分もいい感じです。



というわけで今回は、

洗い物を高速で片付け、先延ばしを防ぐたった一つの超簡単テクニックについてメモ。


洗い物だけじゃなく、課題のレポート、会社の資料作成、筋トレ

などなど、あらゆる先延ばしを撃退できる優れものとなっておりますので、

「先延ばしグセをやめたい!」って方は、是非最後まで読んでいただければと思います。



先延ばしを防ぎ

全てを高速で終わらせる最強テクニック

それは「5秒if then」


なんだか、「そんなすごいテクニックがあるのか!?」
って感じのあおりをしましたが、実際に僕がやっていることは超シンプルです。


僕がやってる先延ばし対策。


それは、


「5秒If Then」


というルール。



これは簡単に説明すると

「"めんどくさい"って思った瞬間に、5秒以内に手をつける」

っていう、極めてシンプルなルール


本当にたったこれだけのシンプルなルールなんですが、

シンプルがゆえに、とてつもなく強力なテクニックなんです。



そんなシンプルでいいの?って方がいると思うので、根拠を挙げると、

根拠は主にこの3つ


・「5秒ルール」

・作業興奮の原理

・if thenルール



一つずつ解説してみます。



5秒ルール

これはとても有名なので知っている方も多いかと思います。


元はメルロビンスさんのこちらの動画。



簡単にこの動画を説明すると


「望みを叶える方法?それは"行動すること”よ。簡単でしょ?

でも、なんであなたの望みが叶わないと思う?

それは、”言い訳を作っているから”よ。

”今やらなくても大丈夫”、”やる気になったらやる”

こう言い聞かせて、みんな行動しないの

でも残念。あなたは決してやる気にはならないわ。

じゃあどうすればいいか?

答えはただひとつ。”今すぐ”行動することよ。

言い訳を作ってしまう前に、まずは手をつけてしまうの。

それも、5秒以内に手をつけなさい

そうすれば、あなたの望みは叶うわ。」


的な感じ。


要は、

「やろう!って思ったら、だいたい5秒以内に動かないと、いろいろ言い訳を作ってやらなくなるよ!だからとりまやってから考えろ!」

ってことです。


これは非常にグサってきますよね。


よくあるのが、朝、目覚ましのアラームが鳴っても

「昨日あんまり寝てないし、あと10分くらい寝てちょうどいい感じだな」

とか

「別に今起きなくても、今日時間あるしいいよね」

みたいな言い訳を作って、その結果二度寝しちゃうみたいな。


もしかして、これを読んでるあなたも経験あるかもしれません。


これを防ぐために、「あれこれ考えちゃう前にとりあえず5秒以内に起き上がろう!」

っていうのが、この5秒ルールです。


考える前に動くってのが、めちゃくちゃ大事です。


人の脳って無駄に賢いので、考えるほど「"今"やらなくてもいい理由」を探し始めます。


そして、これが先延ばしの原因になってるわけです。


というわけで、「お皿洗おうかなー」って迷ったら、その瞬間から5秒以内に手をつっこみましょう


作業興奮の原理


これも先ほどの内容とほぼ同じではあるのですが、

覚えておくといいかもしれません。


これは経験があると思うんですが、

運動でも片付けでも勉強でもなんでも

「やる前はめんどいって思ってたけど、意外とやってみるとそうでもなかった」

って経験ありますよね。


つまり、多くのめんどくさいことって、一回手をつけちゃえば、あとは結構楽なんですよね。


これは万物の法則なのかなぁって思ったりはしますが、

一番わかりやすい例でいうと、自転車なんかがそうです。


自転車をこぐ時、止まってる状態から走り出す時って結構チカラ入れないと自転車って動かないですよね。

でも、一回スピードに乗ってしまえば、こぐのにチカラはほとんどいらないですよね。


これと一緒です。


つまり、動くまでがめんどいだけで、動き始めたら楽なんです。慣性の法則のようなものですね。走り出したら結構楽なもんです。


なので、「皿洗うのめんどいなー」って思ったとしたら、「でも洗い始めたら多分楽」って言い聞かせて、その瞬間に取り掛かりましょう。




if thenルール


最後に持ってきましたが、実は一番これが強力なんじゃないか?って思っています。


というのも、先延ばし対策で最も強力なのは、「if thenルール」っていうことがわかってます。


詳しくは「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」という本に書いていますが、先延ばしに関する研究をメタ分析すると、最も先延ばしに効果があるのはif thenルールということがわかったそう。


で、if thenルールって何かというと

「If もし〜したら Then 〇〇する」

っていうシンプルなルール設定。


これによって、圧倒的に先延ばしが防げます。


なんでかっていうと、例えば

・チャイムがなったら携帯をしまう

・お風呂に入ったら髪を洗う

・スマホを開いたら、とりまTwitterを開く


他にも色々ありますが、こういうのは全て、

if then(もし〜したら〇〇)で身についてるわけです。


で、大事なのが、これらって基本絶対忘れないですよね?


お風呂入ったけど、髪洗うの忘れたわ〜

って人、いないと思います。笑


つまり何が言いたいかというと、

if thenでルールを決めちゃえば、

ifが起きた際にそれがトリガーとなって、自然と行動に移せるってことです。


僕のやってる例を挙げると


・if ノドが乾いたら →  then お茶を飲む

・if  朝ベッドから降りたら → then 10分のタイマーを起動して瞑想

・if 瞑想が終わったら →  then HIITのタイマーを起動。タイマーに合わせてHIIT


他にもいっぱいありますが、こんな感じ。


ようは、ifが来たら自然とその行動をするので、やり忘れがないんですよね。


というわけで、これまでの話をまとめると

if = めんどくさいって思ったら

then = 5秒以内にとりまやる

ってのが最強の先延ばし対策なわけです。


if = やるか迷ったら
then = 5秒以内にとりまやる

ってのもいいですね。



ちなみに、習慣を身に付けたい場合も、最強はif thenルールってことがメタ分析で出ています。


僕も新しい習慣をつけたい時や、目標を達成したいときは

必ずif thenを使っています。




というわけで、僕のやっている最強の先延ばし対策

「5秒if then」でした。

めんどくさいと思ったら、5秒以内に動きましょう。


習慣をつけたいとき、先延ばしを防ぎたいときなど、

是非使ってみてはいかがでしょうか。



洗い物がめんどいって思ったら、5秒以内に洗い場に手を突っ込んでみましょう。

そうすれば洗い物は片付きます。



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コメント付きとかだと、皆さんの参考にもなって、僕としてもさらに嬉しいです。



今回の参考はこちら。


メルロビンスさんの5秒ルール


ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか/ピアーズ・スティール著



先延ばしのメタ分析



1記事あたり、ざっくりとリサーチに4時間、構成に30分、執筆に6時間。合計9時間ほど時間を掛けて執筆しております。 『ためになった!』という方は、サポートをいただけると、次のnoteを執筆するモチベーションになります。 気が向いた方だけで構いません。よろしくお願いします。