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遠い星と銀河を超えて 静かにあなたの船は往く 黒く凍る闇の狭間に 熱く刹那を刻みながら こ…
窓の外 鈴虫の鳴き声 うろこ雲に滲む 月あかり 室温は25℃ 洗い立てのシーツと ブランケット…
第一部 山の風 夏休みに、妙子さんの家に行くのは、楽しみでもあり、憂鬱でもあった。 …
「この歌、何だか、お父さんを思い出した」 私が作詞で参加した、なおがれさんとの共作オリ…
知ってるんだ もうすぐ 朝が来る事を だけど 信じられないんだ もうすぐ 朝が来るなんて ブ…
鏡の中 艶めく 紅茶色のショートボブ 見慣れなくて 照れくさくて 舌を出して 笑…
痛みをひとつ ポケットに隠して 何食わぬ顔で 改札を抜ける ホームの向こう 灰色の空 深呼吸をひとつ 乾いた胸に ただひとしずく 残された想い 今日からはもう 愛とは呼べない 思い出をひとつ ベンチに忘れて 何食わぬ顔で 電車に乗ろう 車窓の向こう 鈍色の空 窓硝子に 雨粒 ひとしずく 絵から生まれた詩です。 音楽コラボアプリnanaで、「絵からサウンドを作りませんか?」という企画で、1枚の絵を投稿したところ、沢山のコラボを頂きました。 うきうきする口笛や、
月の光を 浴びながら 君は 歌う 陽射しの中を 走り出す歌を 歌う 聴こえないくらい ちいさな…
人は 嘆く 夏の祭りの 無い事を 鳥も 虫も 木々も 風も 空も 夏を 祝う 先週。 散歩の途中…
もしも 歌えるのは 今日が最後だよって そんな事を言われたら 私は 何を歌うかな? きっと …
瞳をとじて 記憶の中の 橋を渡って うちに帰ろう ささやかな庭 狭い玄関 大きな声で 「ただ…
おばちゃんに早くなれよと笑ったね二十六年前の春の日 おじちゃんの君もこたつも好きだけど満…
線香花火の残像が 時に淡く 時に濃く 瞼の後ろで 繰り返される 冷たい風の月夜なのに 夏の…