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《7》婚活アプリで出会って3ヶ月で婚約→入籍した話〜フォーリンラブ編〜

これまでのあらすじ:
交際2ヶ月で婚約したものの、入籍を延期した私。
まだ彼と結婚する覚悟ができなくて・・・?
《1》出会い編
《2》デートの約束編
《3》初デート編
《4》3回目のデート編
《5》4回目のデート編
《6》マリッジブルー編

◎2022年6月 話し合いを重ねる

出会って3ヶ月で
婚約したのはいいものの、
マリッジブルーを激烈にこじらせた私。

👨「どこに住む?」
👩「生活費はどうする?」
👨「どんな暮らしをしたい?」
👩「子供は欲しいと思ってる?」

そんなことを聞き合って、
お互いの考えをすり合わせていった。

「もっと連絡を取り合いたい」
「結婚するまでは毎週会いたい」

そんな希望も叶えてもらい、
不安要素はどんどん無くなった。

カップルの関係がモヤついた時は、
話し合うことが何よりの処方箋!

お互いの価値観も分かるし、
話し合うごとに安心感が増した。

というか、
そのあたりを話し合わずに
結婚しようとしてたんだよね・・・。

いくらなんでも、勢いが良すぎた。

意見をすり合わせた私たちは
年内に結婚するためにスケジュールを逆算。

あらためて彼の家族に
「ご挨拶させてください!」と連絡。
8月中旬に会いに行くことが決まった。

新幹線のチケットも買った。
もう、後には引けない。

(注:後には引けないと言いつつも、私の中では「いつでも引き返してOK」というルールだった。入籍前ならなんとでもなるからね!自分に優しく生きていこ!)

しかし、ここでまた事件が発生した。

🦩🦩🦩

◎2022年7月 謎の発熱

7月末のことだった。
おそろしく暑い日だった。

なんだか頭がボーッとする。
寒くもないのに鳥肌がたつ。

その日は、外で仕事をしていたのだけど、
体調がおかしかったので急いで帰宅した。

汗。吐き気。頭痛。
熱中症のような症状である。

👩「ま、寝たら治るでしょ!」

わたしはベッドにもぐりこんだ。

しかし、これは熱中症ではなかった。

突然、全身がふるえるのを感じた。
おそるおそる熱を測ってみた。

体温は40度を超えていた。

👩「もしや、コロナなのでは・・・?」

わたしは急いでクリニックを探し、
駆け込むように検査を受け、結果を待った。

結果が出るまでの時間は
もう、気が気じゃなかった。

前日までに
結構な人数と会っていたし、
彼にも会っていた・・・。

結果を待つ1日は
めちゃくちゃ長く感じた。

そして、検査の結果は・・・

👨‍⚕️医者
 「PCRは陰性ですね。
  症状もコロナじゃないようです」

エーーーーーーーーーッ!!!!!!!

だとしたら、逆に何!?

風邪でもなさそうだし、
一体なんの40度ですか・・・?

まずは彼に連絡だ。

👩「結果は陰性でした!うつるものではなさそう!」

すると、こんな返信がきた。

👨「そんなことより、熱は下がったの?しんどくない?」

ずきゅん・・・!💘

周りに移す可能性があるかどうかを
ずっと気にしていた私に、

そんなことより自分は大丈夫なの?
と言ってくれた彼。

めちゃくちゃ良い人じゃん・・・と
フォーリンラブした瞬間だった。

この人と、家族になりたい。

幸せな気持ちで心がじんわり満たされ、
曇り空が晴れていくような感じがした。

👩(もう、迷いはなくなった)

めでたく問題解決である。

👏 👏 👏

こうやって振り返ると
とっても愚かでしたね・・・。

でも、じぶんの心って
意外と分からないものなのよ。

「結婚したい」という欲が
先走りすぎていたのもあるし、

過去の恋愛とは違いすぎて
頭が追いつかなかったのもある。

過去の恋愛では、
『相手を幸せにする義務がある』
と思ってた。

相手を気遣って、
優しい言葉をかけて、
私があなたを幸せにするからね!
と、言ってあげるのが恋愛だと。

(いま思えば漢気がすごい🤣)

でも、彼との関係性は
お互いに独立した人間って感じだった。

『じぶんの幸せを相手に依存しない』

それは、
共依存の恋愛をしてきた私には
ドライに感じるものだった。

だから、彼の気持ちを疑ったり
自分の気持ちを疑ったりしてみたけど

愛情や優しさはちゃんとココにあるんだな、
と分かって、安心したのだと思う。

婚約してから
4ヶ月以上も経ちましたがw

「この人と結婚したい!」
と心から思えるようになり、

わたしのマリッジブルーは
無事に閉幕したのでした。

よかったよかった!!!
一件落着!!!!

・・・いや、40度の高熱は!?

🦩🦩🦩

翌日、左足が熱かった。
よく見たら腫れているではないか。

なんと、蜂窩織炎(ほうかしきえん)だった。

傷口からの細菌感染で、
高熱を叩き出していたのだ。

👨‍⚕️(医師)
 「動いたら全身が感染しますよ。
  2週間は絶対安静してください」

やばすぎ。
めちゃくちゃ怖いやつだった。

2週間は絶対安静か〜。

・・・
・・・・

あれ?
ご家族への挨拶、行けなくない?

さすがに2回もドタキャンしたら
彼のご家族だって

「その女、大丈夫か???」

と心配する可能性が濃厚なわけで。

結婚はあくまで
自分たちのモノではあるけど、
できれば関係者には祝福してほしい。

きっと神様的な存在が
「本当に結婚する覚悟があるのか?」
と、わたしを試しているのだろう。

そのように拡大解釈したわたしは
左足に祈りを捧げた。

👩(頼むから早く治ってくれ・・・!)

祈りに祈りまくり、
安静にしまくった結果、
早く腫れが引いた。

奇跡って起きるものだよね!!!

そして無事に、
彼のご家族に挨拶することができ、

「これから仲良くなれたらいいな」と、
温かい気持ちになったのでした。

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