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iPadは、未来からやってきた端末だった!?

実はタブレット(tab-let/石板の文字盤)端末の概念は、SF映画の名作「2001年宇宙の旅」端を発します。本作の美術スタッフ「トニー・マスターズ、ハリー・ラング、アーネスト・アーチャー」らによってイメージ化されました。IBMブランドのスレート(板)状をした書類・ビデオ通話用モニター端末「TELEPAD」として作中に登場。ジョブズらはこれに着想を得たと言われます。

iPadは、2002年に構想を発表されて、2010年に第一世代(1st)が発売されました。「ジョブズの魔法の板」は当時勃興していたNetbookに対抗する製品として登場して機種は7世代を経ています。(発表が、2002年というのがシャレてますね)

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往時のジョブズはタブレットペン(スタイラス)に否定的だったそうです。発売当初はタブレットペン未対応の、シングルタスク式ネットビュワーでした。すでにシャープ「ザウルス」PDA端末としてペン操作を実装していましたが、当時の意欲的な日の丸デバイスは見る影もなく駆逐されてしまいました、残念です。

PCデバイスには拡張性という特長が見られます。ハード側とソフト側の双方にみられる特徴ですが、iPadの場合ハードの拡張性は低くソフトの改変が旺盛です。最新のOSは「iPadOS 13.x〜」(iOSから分化しました。)後年の製品コンセプトは「デジタルペーパー」を標榜し、タブレットペン「Apple pencil」が2015年に追加されて、iPadOS13でマルチタスクやマウス・トラックパッド操作に適合しました。

現在では、ビジネスソフトの簡易版Office「ワード・エクセル・パワーポント」や、adobe「イラストレーター・フォトショップ」の簡易版も登場しています。タブレットペンでデジタルスケッチの描画も可能になり、ビジネスツールの用途やクリエイティブな分野にも使い方が広がっています。

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※参考資料:Apple/メトロ・ゴールドウィン・メイヤー


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