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選手権のレギュレーションについて。

このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。

最近、本当に肌寒くなってきました。
自チームでも体調不良者が増えてきました。皆さんも体調には気をつけましょう。


では、今日も選手権について書いていこうと思います。

テーマは、

「選手権のレギュレーションについて」

まず選手権のレギュレーションは、準々決勝までは40分ハーフで、勝敗がつかなければPK戦となります。準決勝が45分ハーフで勝敗がつかなければPK戦。
決勝が45分ハーフで勝敗が決まらなければ10分ハーフの延長戦を経て、PK戦となります。


【延長戦問題】

なぜ今回、レギュレーションについて書こうと思った理由として、

外で見ている人と中で見ている人の感覚が違ったからです。
この問題は選手権だけに限らず、他の部分にも通ずる部分があるのと思います。


正確には覚えていませんが、Twitterで以下のような内容を見かけました。

「せっかく頑張った選手をPK戦で決めてしまうのは勿体ない。せめて延長戦をしてからPK戦をするべきだ」

まず、トーナメント戦である以上、勝敗を決めなければいけないので、PK戦があるのは仕方ありません。

問題は「延長戦を入れるべきかどうか」です。

Twitterで多かったのは、延長戦ありの意見です。(あくまで自分視点で)

その中には、「なるべくゲーム内で決着してほしい」「せっかく見に来たので得点シーンが見たい」などです。

実際、準々決勝の時に浦和駒場スタジアムで、前橋育英vs大津、東山vs日体大柏の試合がありました。結果として両試合とも0-0のPK戦でした。

もし、この試合だけを見に来た人がいたなら、得点が入らなくてつまらないと感じたかもしれません。

こういうことがあったので、見ている人からすれば「延長戦あり」の意見に傾くのも無理はありません。

でも、中の人からしたら違います。


【中から見た選手達】

単刀直入に言うと、選手権に延長戦は必要ない。これが自分の意見です。

理由としては、「選手の疲労」です。

今回、決勝まで進んだので合計6試合行ったことになります。
正直、決勝の時の疲労はかなりあったと思います。実際、試合を見てて体が重そうに感じました。

ここに延長戦の疲労まで加われば、おそらく何人かの選手は怪我をしていたかもしれません。

また、試合毎の感覚が1日しかないと言うのもあります。
関東で集中開催ということなので、日程を長くし過ぎても費用がかかるという観点から、準決勝の前以外は中1日でした。

流石に2日に1回40分ハーフの試合はきついです。
こういうことも考慮した結果、決勝のみ延長戦がありだったのではないかと思います。


今回、中の立場になってみて気付いたことでした。
これも含めて、改めて素晴らしい経験ができました。


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