ひとり暮らしでコンポストを半年使ってみた感想

生活に取り入れられるSDGsとしてコンポストを使用する人が増えているようですね。
コンポストというと丁寧な生活のイメージがあるかもしれませんが、ひとり暮らしの普通の会社員がコンポストを使ってみた経緯や感想をまとめてみました。
新生活ひとり暮らしでコンポストの使用を検討している人の参考にしてもらえれば嬉しいです。

LFCコンポストを選んだ理由

私は昨年9月からLFCコンポストを使用しています。
基本的に自炊をしていますが自炊の度に生ゴミが出ることに対してなんとかできないかな？という気持ちがあり、以前からコンポストについては調べたりしていました。
そんな中で昨年9月にLFCコンポストを使用することに決め使用を開始しました。

LFCコンポストを選んだ理由は3つ
①たまたま行ったお店でLFCコンポストを使用していて使用感を聞けたこと
　現物が見られたのでサイズ感や、匂い・虫などの懸念点について使用している方に話を聞き、導入したあとのイメージが着きました。
②室内にあっても違和感がないデザインになっていること
　グレーの専用バッグはインテリアの邪魔をしないので、室内にあっても問題なさそうと思いました。（実際に悪目立ちしません）
③万が一使わなくなっても処分が簡単そうなところ
　専用バッグはそのまま燃えるゴミに出せる素材なので、もし使わなくなったとしても処分は簡単そうだなと思いました。

LFCコンポストセットを定期便（初回3,278円2回め以降1,848円・3ヶ月に1回お届け）で利用していて、現在は2つ目のバッグを使用中です。

LFCコンポストセット - 生ごみから美味しい野菜をつくろう

コンポストの置き場所

ひとり暮らし1Kの部屋に暮らしていますが、コンポストは室内においています。
LFCコンポストではベランダで管理することを推奨しているようですが、我が家のベランダは小さく、冬場はベランダに出ることが極端に減るのでコンポストの管理をしっかりするために室内に置くことにしました。
「LFCコンポストを選んだ理由」の①でお話を聞いたお店の方も室内で管理していたので、室内に置いておいても問題なさそうだと思いそうしましたが、実際に半年使用して困ったことはありません。
ちなみに置き場所は、ベランダの窓の前に100均で買ったカゴトレーを反対にした上に置いています。
液体漏れなど発生すると困るので、念の為フローリングの上にフロアシートを置きその上にバックが来るようにしています。

生ゴミの投入頻度

ほぼ毎日自炊はしますが、毎日投入して処理するのは面倒なので大体2日に1回10センチのお皿1枚分くらいを投入しています。
生ゴミは欠けてしまったお皿に置いてキッチンに置いておき、投入するときに持っていくようにしています。

コンポストを使用して良かったこと

唯一最大の良かったことは「生ゴミ」が無くなったことです。
野菜や果物の皮や、使用した食用油までコンポストに入れられますのでそれらをゴミにせずに堆肥にできるというのはいい気持ちで生活できます。

コンポストを使用して困ったこと

当初懸念していた匂いや虫問題は使用開始が9月からだったので今のところ困ったことはありません。
ただ冬場は生ゴミ分解が遅くなるようで、堆肥になるように水分量に気をつけながら管理する必要があります。
ただ室内で植物も育てているので、ガーデニングの延長で管理しているのでそれほど負担にはなりません。

あとこれは私が勘違いしていたのですが、LFCコンポストセットの定期便は2回め以降はコンポスト基材（土になる部分）のみの配送だったので、定期便2回目が届いた時に気が付き追加で内袋（880円）を2つ購入しました。

また、できる堆肥の量がけっこうあるので堆肥の処分方法を考えなくては行けないなと思いました。
庭があったり畑をやっていたりする人はそのまま使えると思うのですが、一人暮らし小さなベランダでは使い切れないくらいの堆肥ができます。

堆肥の処理方法

堆肥の処分方法をどうしようか考えていた時にこの記事を目にしました。

高円寺のカフェが地域と農家つなぐ取り組み　年間契約で野菜の受け渡し、堆肥の回収も

生活圏にあるカフェで、農家と野菜の年間購入と堆肥の回収がセットになっている取り組みが2022年2月からスタートするとのことで、早速取り組みについて話しているインスタライブを見て、問い合わせをしていくつか質問させてもらいました。

月に1回カフェに3.4人分の約10品目の野菜を取りに行き、料金は年間で36,000円（1ヶ月3,000円）。その他システム利用料で毎月500円がかかりますが、堆肥の回収もできることがポイントとなって入会しました。
（料金や野菜の量は利用するお店・農家によって異なります）

CSA LOOP ｜地域支援型農業 × 食循環の新しい仕組み - 4Nature

今後はできた堆肥を野菜の受け取りの際に引き取ってもらえるので堆肥の処分方法も解決しました。
自治体によっては堆肥を回収してくれるところもあるようですが、堆肥の処分に困っている人もいると思いますので、近くでCSA LOOPの取り組みがあるカフェがあれば利用してもいいと思います。

すでに初回の野菜を受け取りましたが、美味しい旬の野菜をおすすめの食べ方などのコメント付きで渡してもらえるので、マンネリしがちな自炊も楽しんでできるのがよかったです。

今後もコンポストを使用する？

コンポストの初期費用として3,000円ほどかかりますが、その後は3ヶ月に1回約2,000円で月にすると700円ほどのコストで利用できるので負担になるほどではありません。

約半年利用していますが、生活の一部としてコンポストを使うことにも慣れましたし、ゴミを減らせて気持ちよく暮らせることを考えると今後もコンポストを使用していくつもりです。