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読書記録2023年7月

君は放課後インソムニア(8) (ビッグコミックス)
作:オジロマコト

読んでいて「面白い漫画」は数あれど、「心地よい漫画」というのは少なくて、この漫画はまさに貴重な「心地よい漫画」のうちの1つだと思う。
劇的に熱い展開はなくても、少しずつ2人の関係が前に進む。これこそ「尊い」というやつである。


部首擬人化イラスト集『:radical』再録集
著:ハスメイ

部首の擬人化という着眼点がまず良い。
でも何より素晴らしいのは、部首のイメージを見事に落とし込んだイラストの造形と、裏の綿密な人物設定だと思う。
小説でも漫画でも、創作している人にはキャラの作り方の参考にもなる1冊。


裏世界ピクニック8 共犯者の終り
著:宮澤伊織

前巻でラスボス的存在との戦いを終え、今回は空魚と鳥子、主人公同士の内面に焦点を当てた内容になっていた。
正直、ここで完結でもいい雰囲気ではあったが、まだ完結とは言われていない。物語はまだ続くのだろうか?


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