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Web制作は確認が9割

タイトルが出落ちですが、ともかくWeb制作は確認がとても大事です。ミスをしにくい作業と確認の話をします。

人はミスする

制作しているとミスをします。実装上の不具合もありますが、それより誤字や抜け漏れなどコンテンツ部分のミスの方が多いような気がします。

テストアップ後などに指摘が入り、見返してみると「これは気づくやろ」というようなミスをしていることがありますね。偉い人や著名人の画像に対して全然違う名前を入れていたりして、技術力以前の気まずい間違いをやらかしたりします。

数が多いと自分の信頼に関わってきますし、手戻りはスケジュールにも関わってきます。大体間違えたくて間違えているわけではありません。2度としないぞと努力してもなかなか改善しないという経験をしてきました。

テキストは手打ちよりコピペ

タイトルや文章などの一部をコピペせず手打ちしてしまうことがありました。手打ちすると人間の作業が入るので、ミスの可能性が上がります。

できた!と思っても、大抵一つは間違いが入っています。分かりやすい間違いなら良いですが、漢字の微妙な違いなどは見落とします。例えば自分の名前には「崎」の字が入ってますが、正式にはたつさきと呼ばれる「﨑」です(自分はどっちでも良いです)。こうした漢字のバージョン違いなどは見比べても気づくのは難しいです。

これらを確認で防ぐのは無謀と考えているので、テキストは手打ちではなくコピペします。そうすればテキストの入れ間違いについては安心できますし、むしろ人の原稿を見るように第三者視点で確認できます。

作業者と確認者

実装作業をした人間は自分の作業結果を客観的に見ることが難しいです。「ちゃんと作業した」というバイアスがかかっているからか、確認というより実装結果を眺める感じになってしまい、ミスを見つけることが難しくなります。

これを防ぐには第三者に見てもらうのが良いです。ディレクターなどの第三者は作業バイアスもなく客観的にチェックできます。とはいえフリーランスの方など、自分1人で完結しなければならないパターンもあるでしょう。

その時は時間を置き、「今の自分は確認者」という気分に切り替えて確認するのが良いでしょう。手紙は一晩寝かせるというやつです。仕事中に寝るわけにはいかないので、独自のチェックシートなどで強制的に気分を切り替える手段を持っておくと有効です。

そうやって色々やっても見落とす時は見落とします。ですが上記のような仕組みで全体の数を減らしておけば、大きな問題になる可能性も減らせます。労災系のヒヤリハットに近い考えとも言えそうです。こうしたテクニックで信頼を積み重ねていけると良いですね。


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