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物にくっつくアレ、が好きって話

こんにちは、菫です。最近知りましたが菫って「トリカブト」とも読むようですね。あらすてき。毒がある女ってかっこいいような気がする。

ま、でもトリカブトは附子(ブス)とも書くんですけどね。おまえにぴったりやって?しばくぞワレー。

ほんで、今日は何をしていたかというと、仕事が少なかったんで、まあ家事とか家事でした。

あ、あと夜は辞書読んでました。読みません?あ、そう。

私、説明文読むのがすごい好きなんですよ。商品のパッケージは熟読派。家電の説明書も最初に目を通します。なんで、ひまさえあればウィキペディアで目についた単語とかを入力しては読んでます。ウィキペディアの信憑性云々についてはあれですけど、ふんわりとつかむにはとってもいいでしょ。真偽は本当に興味が出たときに調べりゃいいので。

で、今日は紙の辞書をたまたま読んでいたわけです。辞書というか、私がちょっとした書きもの仕事をする際に使う「記者ハンドブック」ですね。これ、お安いのにとても読み物として楽しいですのでおすすめです。

何のためのものかというと、新聞や書跡で使われる言葉の使い方を引くもので、言葉の意味は軽くしか載っていません。あくまで「どう書くか」ということにフォーカスしてます。

例えば「すきま」という単語は「隙間」という書き方に統一する、であるとか、「軟膏」でなく「軟こう」と書く、とか、いわゆる書きぶりを統一するための手引といえばいいですね。

テレビの字幕などで「マネージャー」ではなく「マネジャー」となっている記述なんかが象徴的でしょうか。たまに見かけると思います。は?そんなことは普通の人は気にしない…んですかね。私は気になるんですが…。

んで、このハンドブック、巻末に「計量単位」とか「法令関連用語」とかまとめていろいろな単語が書いてある部分があるんですが、その中でも私が好きなのが「助数詞」についてのページです。ほら1「本」とか1「個」とかのやつ。タンスなら「棹」ですね!!楽しい!!

何が楽しいかわからない人はごめんなさい、すごく楽しいです。あのね、「よろい」はいくつって数えると思います??




答えは「領」でした!!

えっ…楽しくないかな…楽しいと思うんですけどね。ちなみになぜ「領」かという語源が知りたいぜって人は各自ググってください。アホほどヒットします。てか、今「ググる」って通じるんですかね?知らんけど。

ちなみにこの数える単位、助数詞がある言語は日本語の他には中国語や、韓国語、タイ語なんかだと聞いたことがありますが、欧米なんかではあまりないようですね。ということは、「本」という助数詞から「細長いのかな」とか「枚」という助数詞から「ぺらぺらしているのだな」とか推し量ることができないということですよね。そういう観点から言葉を見てみるのもけっこう面白いかも。

そんなことをつらつら考えていたら、とあるサイトを見つけました。
その名も「数え方単位辞典」。公式、とありますが、どこのオフィシャルなんだろうか。この日本数え方単位協会というところかしら。

2023年1月時点で新着に入っていた単語は
・パンスト
・パジャマ
・ボート
・下駄箱  など…

さて、これらはどう数えるでしょう?答えはサイトを見てみてください。
私も早速閲覧してみました。ほほう。

あ、ちなみに日本数え方単位協会につきましては、情報が何もありませんので、まあそれはそれということで。きっと私みたいに言葉にくっつく品詞に「ふおおおおお」となる類の方、もしくは方々、ということなのでしょう。

人間って何にどきどきするかわからんもんだけど、品詞にときめいてる私って随分平和な人間じゃね、と自らを肯定するところで2023年はじまりのnote
といたしたいと思います。今年もよろしくな。

ちなみにほんまにまじめに書籍で調べたい人はレファレンス協同データベースに参考文献が出ていたのでどうぞ。

ん?助数詞って品詞じゃなくて接尾語なのか。(なんか見た)品詞についても勉強しなおさないとまずいっぽいですね。ほな。




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