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【読書】「1冊ですべてわかるネットワーク運用・保守の基本」岡野 新,SBクリエイティブ

【言いたいこと要約】
・ネットワークの運用部門に配属されて1年目・2年目の方に推奨
・易しく、されど押さえるべきところはおさえて書かれている
・ネットワーク運用をここまで詳しく書いた本ってないんじゃないかな

開発の対義語としてよく使われる
「運用」「保守」「維持管理」とはなんぞや、という本は
正直たくさんあるし、もっといいものもあるかもしれない。

ただ、そういう本は
サーバ/エンドユーザ/業務寄りが大半のように思える。
※もちろんネットワークについて触れているものもあるが、章の一部であったり、原因分析の一貫で登場しているという先入観が私にはある

この本は
ネットワーク領域、ネットワーク園児にゃー(誤字ではない)の人をターゲットとしており、サーバや業務視点で書かれている本と比べると
ネットワークチーム、であったりネットワーク担当、であったりの若手には自分ゴトのように思える記載でまさにぴったりだと思う。

ベンダーの駆けつけ要員から、判断を下す上位層メンバーまで、実際に運用に関わるメンバーの動きが、網羅的に記載されている。

運用・保守・維持管理に関わって数年立つので、内容は正直既知のものだったが、
インシデント管理、セキュリティ対策、運用の一環で確認しているパラメータ等の範囲については
まだまだ自分が所属していた部門は人力で対応しているところが多々あるため、取り入れたいと思った(がその精神的余裕は担当者にない

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