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就職より早く大学院に受かってしまった(海外協力隊後の進路 ①)

1月末に協力隊としての2年間の活動を終え就活中です。
つい先日志望度が高いところの最終面接で落ちてしまい、絶賛「私って何したかったんだっけ?」ループに陥っています。
ともあれ、先にデザイン系の通信制大学院に受かったので、学びたいことを学びながら引き続き職も探しま〜す。
不安要素は、①貯金が減ってゆく、②学ぶことをあんまり活かせない仕事に今後ついた場合のモチベーション維持の2点です。

【日本で働くことと大学院での学びを両立したい】

仕事を辞めて海外協力隊に参加した人に降りかかる問題の1つに、協力隊後の進路があると思います。
私は仕事をやめて協力隊に参加した退職参加組です。
協力隊に合格してすぐの2020年3月に、新卒で入った職場を3年でやめました。
その後すぐにコロナで派遣の目途が経たなくなり、ようやく派遣前訓練に参加したのが2021年8月。それまでの1年半の間に、色々あって2社で就業しています。
つまり20代なのに3社(協力隊含めると4)経験している、だいぶ世間的にはすぐ仕事をやめてるヤバいヤツです。
↑上記のように世間的にはフラフラしているヤツなので、任期後は腰を据えて長期的に仕事をしたいという思いがあって、当初から進路としては就職しか考えていませんでした。

派遣前は、ベトナムが気に入ったらベトナムでの仕事を探そうと思っていましたが、こっちで仕事をするのは精神的に大変だなと感じたのと、ずっと子供の時から続けている書道を今後もやりたかったので、日本で働くことに決めました。ということで、残り任期半年くらいの時から帰国後の進路についてモヤモヤ考えていました。
そんな中、活動で商品の販促をするうちに、デザイン的思考をもっと養いたいなと思ったのと、アイディアを具現化する能力(アウトプット能力)が不足しているなと感じて、なんとか働きながら学べるところはないのか、どうせなら修士の資格も取りたい!と、貪欲に探してやっとたどりついたのがこちら。

京都芸術大学大学院(通信教育) コミュニケーションデザイン領域 空間デザイン分野


仕事と両立できる完全通信制、貯金でまかなえる良心的な学費、芸術修士を獲得でき、さらに自分が学びたい分野だったため、出願することにしました。
学生時代の知り合いが改名する前の京都造形大出身で、知っている大学だったのも安心材料でした。
専攻分野について悩みましたが、特定の何かではなく空間全体を含めて全部デザインしたい、体験を通した観光開発や商品の販促について興味があり、体験をつくる=空間デザインだなと思い、こちらの専攻に決定。

ちなみに私は美術大学を卒業していて母校の社会人向け大学院も調べましたが、学費が高すぎで断念しました汗

【出願書類の準備】

別記事で詳しく書きたいのでさらっと書きますが、

①志望動機や研究計画(ウェブに記載する)
②ポートフォリオ
③卒業証明書&成績証明書(母校から取り寄せ)

の、大まかに3点を準備。
ちょうど出願締め切りが帰国して1か月後だったので、母校から取り寄せる書類は帰国してから準備できました。
ポートフォリオだけは作るのに時間がかかりそうだったので、ベトナムにいる間にちまちま作っていました。Google のスライド機能を利用して作りました。

【協力隊は仕事をやめないで参加できるなら、やめない方がいい】

最近の傾向なのかもしれませんが、同期やベトナム隊員の様子をみた限りですが、休職制度や現職参加制度を利用して日本での仕事をやめずに来ている人が、思ったより多いなと感じます。
そういう制度を利用している時点で、公務員かそれなりに大きい会社に勤めているということなので、なんともうらやましい限りです。
協力隊をきっかけにキャリアチェンジをしたい、活動中にやりたいことができた、などの理由があるなら別ですが、やめなくてもいい職場があるなら、絶対やめない方がいいです(←個人的意見)。

次は院出願について詳しくご紹介します。はやく春にな~れ🌸

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