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私の20代
"20代の人たちはロサンゼルス国際空港から西のどこかに向けて今まさに飛び立とうとする 飛行機のようなものです。離陸直後にちょっと 経路を変更するだけで 着陸地点がアラスカになったりフィジーになったりします。"
これは私の好きなTED Talkのうちの一つ、"Why 30 is not the new 20"で出てくることば。英語学習のためにTED Talk を見ていた私がこの動画に出会ったとき、すごく衝撃を受けたことを今でも覚えている。
この動画で話しているMeg Jayが私たちに伝えたいことは、人生において、20代という期間は他の何にも変えることのできない、特別でかけがえのない期間だということ。
自分の人生を決定付けるような出来事の80%、つまり10個中8個は、20~35歳のうちに起こるということ。自分を変えたいと思うのなら20代がまさにその時で、20代ほど性格に変化が見られる時期はないということ。最初の10年間のキャリアが、その後稼ぐであろう金額に指数関数的に影響しているといいうこと。
私は、もう間もなく23歳になる。
20代になって、3年が、経とうとしている。
このnoteを書きながらこれまでの3年間を振り返ってみても、確かに私の中で起こる変化は多かったように思う。正確に言えば、大学生になってから、つまり18歳からこれまでの5年間で、私は変わったと思う。
まず、穏やかになった。北九州出身で、大都会ではないにしても割と人が多いところで育った私は、歩くのも話すのも早く、せかせかして、余裕があまり無かったように思う。でも18歳になって、北九州を離れて宮崎に来てからは、南国独特のゆっくりと流れる時間が大好きになって、前よりマイペース(スローペース)で行動するようになったし、穏やかで落ち着いた雰囲気の友だちと交流する中で少しずつ私自身も穏やかになって、心の余裕、ゆとりができたような気がする。(それでも早口で話してしまうのはまだ変わってなくて変えたい)
次に、あまり物怖じしなくなった。以前の私は、新しいことに対しての不安や怖さが大きく、一歩踏み出したくても踏み出せなかったり、緊張しすぎて失敗に終わる、というようなことが何度かあった。けれど今では、怖さや不安よりもわくわくが強くて、新しいことを始めることがむしろ好きになった。これは、バイトや海外ボランティア、留学など様々な経験を通して、少しずつ自分に自信がついて起こった変化だと思う。
あと、自己肯定感がとても高くなった。私の母が割とズバズバ私の容姿や内面の悪いところを指摘し、褒めるよりも叱る、というタイプだったので、自己肯定感が下がる、ということがしばしばあった。けれど実家を離れ、新しい環境で新しい人にたくさん出会い、すみれって○○だよねとほめてもらう機会が増えた。それと同時に、自分でもたくさんのチャレンジをして、得るものも多く、少しずつ、でも着実に、自分を認めて、好きになっていったように思う。今では帰省したときに母から何かを言われても、「はいはい」と心の中で流せるようになった、大成長!
こんな感じで、3年間(詳しく言うと大学生になってからの5年間)、私はたくさんの経験をしてきたし、それと同時にたくさんの変化を得た。まだ20代、残り7年もあるのに、3年でこんなに変化してるなら、この先どうなるんだろう、とすでにわくわくしている。
"人生は一度きり。後悔無いように生きたい"
これは私が日ごろから思っていることで、これからも何かある度に、私の人生を私はどうしたいのか、死ぬときに後悔しないか、"あ~面白かった、楽しかった" と言って死ねるか、考えて、選択、行動していきたい。
20代。
今のところ、これまでの私の20代の過ごし方は大正解で、たくさんの人と出会って、興味のあることに果敢に足を突っ込んで、今の私がいる。これからの20代、何が起こるかまだわからないけど、わくわくときらきらと楽しさと努力がたくさん詰まった20代にしたい。
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すみれ
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