料理はまごころ
我が家の合言葉「料理はまごころ」。
2015年のTBSドラマ「天皇の料理番」の
第2話タイトルです。
このドラマは、
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のように、
昭和における日本国民の誇り高さが
ジーンと胸を打つ表現で描かれています。
普段はほとんど洋画・海外ドラマしか見ない主人が、
この「天皇の料理番」はすっかり
どハマりしていました。
それからずっと、休日になる度に、
台所に立ち、せっせと料理をしています。
とっても助かりますし、味付けも丁寧です。
その代わり、出来上がるまで、
私の3倍は時間がかかります。
やる気の芽を摘まないようにと、
空腹で朦朧としながら
夕飯を待つこと多々ありです。
冷蔵庫には、
買い散らかした食材が詰まっているので、
平日にクックパッド様やクラシル様の
お世話になりながら、
コツコツ消費しています。
料理本で調べなくても、手軽に料理ができる時代は、
本当に便利ですね。
一方、私はというと、
一人暮らし時代に「惣菜」という飛び道具を覚え、
しばらく手料理へのモチベーションが
上がらないままでした。
けれど、おうち時間が長くなり、
手料理に時間をさく余裕が生まれるにつれ、
この「料理はまごころ」という言葉を
噛み締める機会が多くなりました。
出来合いのお惣菜やレトルト食品は、
さすが日本、お安いですし、味も遜色ないです。
けれど、やっぱり一番心満たされるのは
「手料理」だと思います。
食べさすさを考えて包丁を入れたり、
じっくり煮込んだり蒸したり、
少しずつ調味料を加えて味を整えたり。
そういう手間が、「まごころ」となって
料理に溶け込むんですね。
私は育つ過程で幾多の困難がありましたが、
それでもここまで来れた理由の1つは、
母が手料理を欠かさなかったからだと
思っています。
外食もしたかったし、マックも食べたかった。
「ケチだなぁ」とすら思ってました。
けれど、母が頑なに手料理にこだわっていた理由が、
今は少し分かるようになった気がします。
お料理教室も行ったことがないし、
お洒落なインスタ映え料理もつくれないけれど、
あと50年くらいは料理のキャリアを
積め予定なので笑、
「料理はまごころ」の精神で、主人と協力して、
手料理をしていきたいと思っています。
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