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この先の日々で
雨の音がすごい。
嵐だって。
今日は一日中だるい。
それから夜になると焦燥感がヤバい。
ゆっくり出来ないから押し入れ片付けてた。
探していた写真は見つからず。
捨ててしまったんだ、きっと。
残ってる200枚ちょっとの中でわたしは笑ってる。
こんなことになるなんて知らずに笑ってる。
この先の日々で笑えばいい。
新しい笑顔で写真におさまればいい。
歩く
靴を朝露で湿らして歩く。
足の裏が地面を感じるように歩く。
ね?みんなかたい道を歩き過ぎてんじゃない?
だから頭の中までかたくなってしまうんじゃない?
わたしもそうだな。
やわらかく行こー!
あっ、今日は朝露のキラキラ、好きだったよ!
あの子へ伝えられたこと
職場の後輩から友達になっためちゃくちゃ仲良かったあの子。
もう10年以上前の最後のメールを思い出した。
「 私は、詩音さんの病気から逃げます。あと、私好きな人ができました。詩音さんから教わった誰かを好きになる気持ちを大切にしたいと思います。」
誰かを好きになり、好きでいることは出来たけど、うまくいったことなんて一度もなかったよ。
ねぇ?今はどうしてる?
酷いこと言ってごめん。
あの時、好きな
ねぇ?春のどこがいいの?
ねぇ?春のどこがいいの?
新しくないわたしたちは古くなったことを自覚するだけ。
時間の流れは残酷だとか言うつもり?
気温差に風邪気味になり、部屋の中はエアコンが働かない、設定温度を上げなければ寒い。なんだか矛盾してる。
花が咲き、緑が萌えるのは何もこの季節だけではない。よく見ると冬の空の下で背筋を伸ばして咲く花もあり、赤にも似た固い蕾を膨らませる木の芽もある。
勝手に決められたスタートに乗
「 生きてたら、会える。」
ある展示で、あるバンドのメンバーの言葉を目にした。
「 生きてたら、また会える。」
って。
その通りなのかもしれない。
でも、それはお互いが会いたいと思っている時だけ。
生きてたって、近くに住む人だって、会えない人は会えない。
そう思う。
悲しいとかの前に事実。
悲しいような事実で終わらせないために。
会いたい人がいるなら、ちゃんと伝えよう。
遠回しでもなんでも伝わるのならOK。