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面接で使える【賢さ】が分かるテスト

採用難時代ですが、出来れば「賢い」人材を獲得したいですよね。
しかし、会社としても応募数が少ない中で選べる状況でもないし、そもそも「賢さ」なんてどうやって見分けるの?と思うかもしれません。
そこで今回は、カリフォルニア大学の神経科学者らによる、「賢さ」を計測する簡単なテスト法をお伝えします。
入社させる前から、その人の見えない部分が少しでも分かるきっかけになると思います。
その上で、「教育可能かどうか」を吟味して採用されてはいかがでしょうか。


まずは、ご自身で試してみてください。

どれぐらい当てはまるかを1〜5点に数値化してみましょう。
(当てはまるほど高得点です)

①多様な考え方に接するのが苦にならない
②友人関係をなかなか長続きさせられない
③自分の行動を理解し、コントロールすることが出来る
④否定な感情を消し去ることがなかなか出来ない
⑤約束や重要な決定事を、つい先延ばしにしてしまう
⑥他人から相談を受けることが多い


よろしいですか?

①③⑥は点数を足してください。

(それぞれ4点なら12点)

②④⑤は点数を引いてください。

(それぞれ2点なら−6点)

これらを総合点としてください。

(例ですと、12−6なので、6点ですね)


いかがでしたか?

この調査では、25歳〜104歳までの男女524人を対象にされたのですが、点数が高ければ高いほど「幸福度」や「満足度」、「困難に直面した時の回復力」などが高いと神経科学的に判明したそうです。

つまり・・・

あまりにも点数が低い場合、自分を被害者として、幸福を感じにくかったり、不満を見つけやすく、何か問題があったらすぐ凹む、立ち直れずに結局早期離職なんてことにもなり兼ねません。

育成次第で変われば良いのですが、人材育成に関する知見や、経験、テクニック等を兼ね揃えている人(HRBP)が組織にいないとかなりハードルは高いです。

そして、私たちは賢さ=頭の良さだと勘違いしがちですが、カリフォルニア大学の神経科学者らによると、賢さとは、

・一般常識
・感情のコントロール
・他者への共感力や思いやりなどの社会性
・自己理解
・多様性に対する寛容さ
・曖昧で不確実なことへの対処能力


これらで構成されており、

それぞれ、「脳」の特定の領域で関係している可能性があるとされています。


常に変化が求められる時代で、これらを養うことは

ウェルビーイング経営(幸福や健康)

の実現に直結することであり、企業価値を上げることになるでしょう。


最後に、社員教育とは、

理念を浸透させることでもなく
生産性を上げるためでもなく
退職させないためでもなく

最終的に・・・

社員が自分の人生を幸せに、
心身ともに健康に生きていくためにあるべきものだと私は思います。

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藤田一城


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