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スマイルズのシコウとシクミ ① /スマイルズの採用に興味がある皆さんへ

こんにちは、スマイルズ クリエイティブ本部長の吉田です。プロジェクトディレクターとして外部案件のリードを務めながら、スマイルズのクリエイティブチームのマネジメントをしています。




2年ぶりに新卒カイワイ採用開始

採用と言えば、この度スマイルズのクリエイティブチームでは、2024年春入社の「新卒カイワイ生」の募集を始めます。新卒カイワイの採用活動は2年ぶり、これで3回目になりました。

カイワイ採用に伴い、クリエイティブチーム2期目の新卒メンバー4人による連載「新卒ズのぶれぶれ日記」もスタートしました。きっとこれから、学生に一番近い目線と新入社員らしい気づきでスマイルズのことを紹介してくれると思います。4人それぞれがブレも無礼も関係なくNOブレーキで徒然に綴ってくれる記事をお楽しみに。


一般論からは外れているかもしれません。

プロジェクトのことや日々の出来事のレポートは新卒ズに任せて、本連載は「スマイルズのシコウとシクミ」と題し、組織体制や事業戦略など会社の仕組みのような話から自分たちの思考や視点、チームに漂う文化や感覚といったものを少しでもお届けできたらと思います。シコウもシクミも、“成功事例” としてご紹介するにはまだまだ道半ばの現在進行形。実験中のひとつのエピソードとして、軽い気持ちでご覧いただけると幸いです。


※独自理論の組織のシクミ。後日、内容ご紹介します。


採用方針は「今いないヒト」

折角のカイワイ採用開始のタイミングなので、スマイルズの採用方針をご紹介。これは新卒でも中途でも同じです。デザイナー中心に数名から始まったクリエイティブチームも気づけば50名を超える大所帯に。グラフィック、空間、WEBなどのデザイナーは勿論のこと、ファッションデザイナーにパタンナー、戦略家やプロジェクトマネージャー、PRやVMDのプロフェッショナル、パティシエに料理人、イベントの縁の下の力持ち、謎に友達が多くやたらと仕事をとってくる人などなど、人材の幅は多岐にわたります。またデザイン事務所のようなクリエイティブ業界出身者に限らず、前職はコンサル、システム屋、出版社、引っ越し、映画館、秘書、公務員…こちらもバリエーション豊富でなかなかの多様性です。
 
そんな中、新たに迎え入れたいのはまだ私たちが持っていない経験やスキル、考え方を持った「今いないヒト」です。(説明になっていない説明ですが、これが一番近い表現になってしまう…)会社そのものもアウトプットやプロジェクトも一人ひとりのメンバーも、どれも「誰にも似てない。」と言われたい。そして誰かや何かと比較されるのが苦手です(笑)
自分たちが嫌いなことは、周りの人にもしたくない。それゆえに「今いないヒト」という採用方針に至っています。


ヒトから仕事を考える

では採用した人とどんな風に仕事をしていくのか。僕たちは決まった仕事にヒトを当てはめるのではなくて、魅力を感じたヒトを起点に「この人がいたら何ができるか?」を妄想します。
 
新人社員には恒例の「全員面談」というのがあって、既存メンバー全員と1on1をやってもらいます。昔は数名だったので、1週間ほどで出来たのですが、今はメンバーが50名いるので平気で3~4か月かかってしまうのですが…。大事な時間なのでずっと続けています。面談の中でお互いに出来ること・好きなことをシェアできると、誰かがその人の価値を活かすようになるんです。例えば、写真が得意な人がいればクライアントワークのビジュアルを撮ってもらったり、魚や釣りが好きと聞いたら寿司の案件にアサインされたり、社外の友達が多い人が大規模なイベントプロジェクトの中心人物に据えられていたり。
 
決められた業務をやってもらうという風土だと、自分の役割を越境したり、その人の肩書以外のことを依頼したりということが起こりにくいのですが、スマイルズは「そのヒトの価値を軸に仕事をデザインする」という共通認識があるので、いい意味でお互いを使い合っている印象ですね。上司が自身の見えている世界で役割を命じるよりも、全体の中で一人ひとりが互いに価値を見つけ合い、活かしあっていく方が組織としても個人としても可能性が拡がっていくはずだと信じています。



募集職種は無視してもらってもOKです(特に中途採用の方へ)

なので、スマイルズへの応募を検討してくれている方は、あまりWEBサイトの採用ページに掲載されているポジションや内容を気にしなくても結構です。(じゃあ何の情報なんだというツッコミはご容赦ください。さすがに何もないとそれはそれで応募しにくいよなぁという葛藤の末の現状です…)

※2023年8月時点の募集です。


面接においてもポジションとの適合性というよりは、一緒に働きたいかどうか、お互いに魅力を感じるかどうかという価値観や感性的な要素のすり合わせをさせていただく時間が大きいと思います。
 
それから、「スマイルズが好きです」というファンの方は募集していません。むしろ「もっとスマイルズはこうあるべきじゃないんですか?」「なんでこういうことをやっていないんですか」「私だったら、これをやってあれをやって…」という、自分ごとで主体的にずんずん会社を変えていったり、はたまた会社を使って自分のやりたいことを叶えちゃったりするくらいの気概を持った方と出会いたいですし、そのような覚悟(=思い込み?勘違い?)があるくらいが私たちのチームで仕事していてちょうどいいと言いますか、楽しくやれるんじゃないかと思っています。

最後に、こちらも読んでもらえると嬉しいです。

現社長 野崎による2022年春入社の新卒カイワイ採用時の記事があります。スマイルズの仕事への向き合い方と一緒に働きたいと思う方の基準について書かれていますのでこちらも合わせて読んでいただけると私たちの考えを感じ取っていただけるかもしれません。




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