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【アニメ・漫画】火の鳥と聞いて、どの作品を思い浮かべますか?【不朽の名作】

 先に言っておきます、私は【角川アニメ】の3作(鳳凰編、ヤマト編、宇宙編)です。何で見たのか思い出せないんですけど・・・テレビだったか、レンタルだったか・・・。子どもの頃のことですがすごく印象に残ってます(※印象に残ってるけど、何で見たか覚えてないってねぇ・・・)。

 3作のうち、ヤマト編か鳳凰編、どちらかが先で最後に宇宙編を見たような・・・それも怪しいのですが・・・。火の鳥の声を担当された【池田昌子さん】。このお声を聞くとなんというか・・・。落ち着きます。

 余談ですが池田昌子さんのお声。私は他にアニメ【パタリロ!】、パタリロのお母さんエトランジュ。母上~!!!(笑)。←わかる方、いらっしゃるかしら?

 あとは銀河鉄道999メーテルでしょうか。映画吹き替えではオードリー・ヘップバーンだそうです。メーテルは馴染みありますがオードリー・ヘップバーンは、お恥ずかしい話作品をほとんど見てません・・・。

 話を戻しまして。アニメからの入門でしたのですんなりだった気がします。大人になってから漫画を読む機会がありました。なんだったかな?電子書籍にて何日間か無料配信があったんです。全巻無理かと思いましたがなんとか駆け足で読んだ気がします(なので雑ですけど・・・)。

 めちゃめちゃ、余計に気になりました(笑)。まんまと思惑にはまったような気がしてなりません・・・まぁいいか。当たり前ですけど、漫画はもっと恐ろしい。アニメでは入ってないシーンはもちろん、入ってるシーンでも表現が変わっていたり。意図的なのか、何か(倫理的とか、年齢に合わせてとかなのか・・・)理由は分かりませんが。

 印象的な違いの一つが、【宇宙編】のシーン。救命カプセル?のようなものに1人ずつ乗って漂流するシーン。まずキザキだったかな?仲間と少しずつ離れていってついに完全に仲間の進む(漂う?)軌道とは離れてしまいます。何処へ行くのか、生きたまま。すぐに死んでしまう恐怖ではないけど、どうしようもない・・・怖いなって思いました。このシーンはアニメも漫画も同じでした。

 残りのメンバーと謎のカプセルが進む先に、大きな惑星かな?あって、その軌道に一旦入って再び抜け出す(軌道から外れる)力を利用して先へ進むというシーン。

 アニメでは隊長だったか船長だったかが、その惑星?に突っ込んで・・・というシーンでした。めちゃめちゃ怖かった記憶があります。宇宙の、自分にとって未知の環境の中で、どうすることもできない怖さ。誰も助けることもできない、見ているだけの辛さ・・・。ホラーとかと違う、とにかく怖いと思いました。

 それが漫画では?同じではなかったんです。アニメでの印象があったから、そのシーンへと読み進めるのも緊張しました(大人でしたけどやっぱりドキドキしました)。しかし、漫画では隊長は・・・。アニメのように突っ込んでしまうのではなく、その惑星の軌道から外れることができずに周回し続けるというものでした。

 それについての記述が、ここで回り続ける、どうすることもできないって感じのことで・・・。自分のいのち、意識があるこの状況で、ただ軌道を回り続ける・・・。それはそれで、いつまで続くのかわからぬまま(よほどの奇跡が起きない限り)死を待つだけなんて・・・。飢えていき、酸素もどこまでもつのか・・・。とても狭い閉鎖的な空間、めちゃめちゃ怖いと思いました。キザキの、みんなから離れていくのとちょっと似ている描写だからアニメでは変えたんでしょうか?

 心理的恐怖って、勝手な想像ですけど私が子供の頃って少なかったと思うんです。だから、火の鳥って【永遠の生命(いのち)】もあるけど、それが必ずしも素晴らしいものではなく、恐ろしいもの。

 また、限りあるいのち。どうすることができなくても、孤独で死の恐怖がひたひたと迫ってくる・・・。

  やっぱり神様や・・・。

 ということで、コンビニサイズって言うんですかね?雑誌みたいなサイズで再編された本があったのでそれを購入しました。なかなかのゴツさですが・・・。いいですよ。

 【ナウシカ】の本を読んだ時もそうでしたが、アニメの1時間2時間では表現できない、やむを得ない変更はある。それはそれで面白いし、子供だったら尚更。いきなり漫画であるような表現は難しい(人が多い)。

 なのでアニメを入口にしたことは良かった。

 そして、火の鳥他の作品も読みました。なんとも不思議な。でもこれ、ずっと前に描かれた作品ってことが凄い。

 まぁ、今の世の中情報が溢れ、それにアクセスしやすくなっています。良くも悪くも、【調べやすい】ってところです。私も【ファンタジー】は好きです。ドラマも【フィクション】とわかっています。

 ですがどこか【刑事ドラマなら・・・】【科学捜査なら・・・】【医者なら・・・】【弁護士なら・・・】と、実際にある職業や背景があると、リアルさを求めていまいます。

 【あぶない刑事】なんて、子どもの頃めちゃめちゃ好きでしたけど、今見るとヤバイですよ(笑)。それが良かった時代ですよね・・・【西部警察】【太陽にほえろ】とかも。

 【科捜研の女】は、多分ホンモノに近いんだとは思います。そうなってくると【重箱の隅】つつきたくなっちゃう・・・ボクの悪い癖(by:杉下右京)

 榊マリコが無双すぎるんですよね(笑)。←すみません

 話を戻しまして。【火の鳥】はもちろん、フィクション、ファンタジーなんですが、歴史の部分(教科書に載ってるようなことに基づいてたり)があったり。そのままではなくアレンジ、架空の人物や場所ですけど。

 でも、そのバランスが絶妙だと感じました。現実に寄せすぎて【現実と違う】と突っ込みたくならないし、【ファンタジーすぎる】と思いつつも有り得なくはない(実際に今の時代で実現してることもあるから)。やっぱり神様・・・。

 この名作を、リメイクとかリバイバルっていうんでしょうか?してますよね???実は見てないんですよ・・・。なんか、イメージが壊れるのが怖くて。リメイク版好きな方ごめんなさい。

 やはり火の鳥は池田昌子さんで(笑)←好きすぎる。

 作画には賛否あったようですが・・・。私の【入口】となったアニメがやっぱり好きです。

 あ、主題歌っていいますかエンディング?あの歌も好きでした・・・。女優の渡辺典子さんが歌われていたとのことで、歌手のイメージがなかったのでこれもビックリ。素敵な声です。


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