ヴィーガンってどんな人たち?(その1)
こんにちは。亀田すみれです。
最近飲食業界ではヴィーガンが盛り上がってきているように感じます。
ヴィーガン商品で勝機を!みたいな。
猫も杓子もヴィーガンヴィーガン!ビジネスチャンスだ!
という雰囲気がありますね。
でも実際に会った事ない人の方がほとんどではないでしょうか?
私も展示会でヴィーガン対応の食品を作っている人に
「(肉魚食べないとか)ちょっと想像もできないです…」
って言われました。
できないんかいw
作ってるのにww
ツイッターではなんだか過激な人として炎上しがちなヴィーガン。
今日はヴィーガンってどんな人?について考えてみたいと思います。
そもそもヴィーガンは何のためにやってるの?
一言にヴィーガンと言っても、いろいろな人がいるのですが、その目的は大きく3つに分かれます。(実際はもっと細分化されてます)
■動物愛護
■環境保護
■健康
この3つの理由に分かれるのですが、だからと言って「私は環境だけが大切です!!」というわけではなく、どの要素が強いか、みたいな感じです。
「ダイエットからヴィーガンを始めたけど、いろいろ知っていくうちに動物愛護の気持ちが強くなった」
「保護猫からヴィーガンを知ったけど、今は環境問題に関心がある」
など、人によって本当に様々です。
(洋裁をやっていて羊毛からヴィーガンを知った人もいました)
ヴィーガンって炎上しがち、と思われてる人も多いのかもしれませんが燃える人はほぼ一部で、他は静かに野菜を食べて暮らしています。
静かにしてるから目立たず、いないように見えますがちゃんと居ます。
どんな人が燃えるのか?
ツイッター上でよく見かけるのは、「お肉を食べる人は悪人」や「畜産をやる人は酷い人」など普通の食事をしてる人を悪く言ったり、特定の職業を貶める発言をしている人が多い気がします。
フランスの肉屋襲撃などもありました。
大人しく野菜食べてる人には腹も立たないのでしょうが、ヴィーガンの中には
皆に知って欲しいし、食べるのをやめて欲しい
と思っている人もいて、やめてもらうためにアクションを起こしてるので、その(知ってもらうための)行動は仕方がないんだろうなあと思います。
(やり方には議論の余地があると思いますが)
(差別をやめて欲しいと思っている人が、自分だけ差別しなけりゃいいでしょって言われても、問題は解決しないのと同じ感じでしょうか)
燃えてる人を見てしまったら
もし、そういうヴィーガンのコメントを見て不快に思った場合でも、
その人が何を言っても別にお肉を食べる権利がなくなったりしないので、あまり気にしないで欲しいなあと思います。
でもその人には主張したいことがあるんだな〜とだけ理解して欲しい。
そして、そういう人は結構一部でそうでない人もいっぱいいるよ、とわかって欲しい。
一部を見て全体を決めつけるのは、普通に良くないですよね。。。?
「女子は」「男子は」「日本人は」と大きな主語で括るのは良くないとみんな知ってるけど、新しい価値観で周りにあまりいない人種に関してはなんかくくってしまいがちなのかな?と思います。
ヴィーガンが嫌いな人のツイッターを見てると
「どこにまともなヴィーガンがいるんだ!見たことない!」
って書いてあるのですが、私はまともなヴィーガンしか周りにいません。
理由は千差万別なヴィーガンな人たちですが、
「自分の選択を通じて社会や環境をよくしたい」
と思ってるところは割と共通しているのかなあと思います。
基本ポジティブな思想というか。
まとめ
■ヴィーガンの理由は3種類(動物愛護、環境保護、健康)
■燃える人はごく一部
■たいていの人は優しくありたいと思う人
いかがでしたでしょうか?
ヴィーガンはどんな人たちなのか、ちょっとイメージついたでしょうか?
個人的には一部の過激な人のためにヴィーガンだと言い出せない人や不当に叩かれているのを見るのは悲しいし、過激だとされる人が本当に伝えたい事が伝わらないのも残念だと思っています。
もしご意見があればコメント欄でもDMでも頂けると嬉しいです。
次回以降に反映させたいと思います。
それではまた次回。
ヴィーガングルメのメディアをやっています。
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