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フィリピンにてインターン活動を終えた17歳の高校生

インタ-ン生のUi(17)がインターン体験を終え、帰国いたしました。

約2か月間のホームステイやボランティア活動、インターン体験を通して彼女は何を学び、感じたのでしょう?

インターン体験を終えた彼女の感想をぜひご覧ください!

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ボランティアに興味を持つ方々の中には「恵まれない子どもたちを助けたい」という思いを持った方も多くいると思います。
私自身、そのような考えはボランティアに携わる上で当たり前の姿勢であると思っていました。
ですが実際に現地で活動をする中で、「恵まれない子どもたち」という表現に少し違和感を覚えるようになりました。
現地で出会った沢山の子どもたちが、自分の置かれた境遇を悲観しているようには見えなかったからです。

笑顔で訪問者を迎え入れコミュニケーションを取ってくれる。
豊かな自然に囲まれ心身ともに豊かに育つ子どもたちは、一般的に「恵まれている」と言われる日本の子どもたちが体験できないようなことを数えきれないほど経験し大人になります。

確かに生活のレベルが先進国に比べはるかに劣っていることは事実です。
募金や寄付などの海外からの支援は彼らの生活において非常に大きな意味を持ち、海外の人が自分たちに向けて支援を届けてくれたという事実だけでも彼らにとって大きな力になると思います。
ですが、そのような支援に目を向けすぎると「助ける」「与える」というある種の一方的で上からとも捉えられるような内容に偏ってしまうように思います。

どんなに生活水準の低い地域であっても、そこで生活する人々は彼ら自身の文化を持ち、彼らの当たり前の生活を懸命に守っています。
国内からの「与える支援」ももちろん大切ですが、私はそれよりも実際に現地を訪れ現地の方々との交流を図り、心の距離を詰めることこそ途上国と先進国との格差を埋める第一歩だと思います。
「助ける」よりももっと楽な姿勢で途上国の人々と関わってみてはいかがでしょう。
そのような姿勢から、日本人と現地の方との間に自然な合流が生まる。
そしてそのような交流の中で互いの文化を共有し見つめ直すことで、改めて自国の文化の価値に気付くことができるのだと思います。


フィリピンでの滞在期間中、年齢国籍関係なく本当に沢山の方々に出会いました。
そしてそれらの出会いは私の視野を大きく広げてくれました。
現地での活動は新たな分野への興味へと繋がり、進路決定においても非常に大きな影響を受けました。

高校3年生17歳という年齢でフィリピンへの滞在が実現できたことに大きな意義を感じるとともに、今回の留学に関わって下さった皆様のサポートに深く感謝しています。
フィリピンへの短期留学を決めたことは、間違いなく私の人生を変える大きな決断となりました。
些細なきっかけが思いがけない方向へと発展することもあります。
度々訪れるきっかけを敏感に受け取り挑戦への糸口とできるかどうかが自身の変化や成長へと繋がります。
私の経験がより多くの人の挑戦を後押しできることを心から願っています。

by Intern Ui

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