一度でも「元気に活躍できる場所」を経験すると、二次障害が良くなるのでは?

昨日の投稿を書いててる時に、ふと思ったんだけど。
誰か下につけて仕事するときには、「行くと元気になる場所ってあるよね。職場がそうなるといいよね!」という気持ちで仕事してるなあって気づいた。
これって実は、二次障害の克服に重要な考え方なのでは?と思った。

なぜそう思ったかを話すので、先に昨日の投稿からの引用を読んでほしい。

そして私の下には、障害者雇用ではないけど発達障害っぽいなあとか、休職してたと聞いてるけど鬱とか心の病気系だったんだろうなあ、って方が複数いた。
後から知ったんだけど、彼らは他の部署で「使えない」と言われた人たちで、上司は意図的に私の下につけていたらしい。なぜかというと、そういう方たちも私のチームではさしたる問題なく働けていたから。
私のチームは、「厄介払い部屋 兼 リハビリ部屋」だったのだと思う。(ある人がやっと使えるようになってきたと思うと他部署に取られていく、というサイクルが繰り返されていた…。)

そうなんだよ、「リハビリ部屋」にある程度いると、「使えなかった」人が「使える」ようになるし、元気になって他の場所でも働けるようになるのよ。
他部署から「あいつが欲しい」って言われて取られるのよ。んで、いった先ではちゃんと活躍してるの。
これって、不思議じゃない?なんでそうなるんだと思う?

「合理的配慮」を受けた経験や、「自分の特性に適した業務の回し方」を指導された経験によって、自分の取扱いがうまくなるというのもあり得るけど。
なんとなーく、一度でも「元気に活躍できる場所」を経験すると、二次障害がちょっと良くなるのでは?と思うんです。

私たちって幼少期からずっと、「自分は何ひとつ人並みにはできなくて、ゴミクズで社会のお荷物なのかな…?」と思いながら息を潜めて生きてきてるじゃないですか。
(言い過ぎだったらごめんだけど、私はそう思ってた。今も自分については、そう思う日が多い。最近noteを読むようになって発達障害者の中ではまあまあ良くあることなのではないかと思えてきた。)
そんな中で、「それほど苦しまずに、一定期間(数ヶ月とか一年とか?)全く怒られずに、上げた成果を上司が認識してくれて、具体的に褒められて、会社から認められてお給料が発生する」なんて、とっても刺激的な経験だと思いませんか?
(MAX一年ですね、それ以上は他部署に取られる。あと、次のリハビリ希望者が来てしまって入れ替えになる。)

その思い出だけで自信がついて何か変わるかもしれないし、辛いことがあったらそこに戻ったりしてもいいと思えるし。
他で何かあっても、「世の中こんな場所ばかりじゃない」とか「この人キレすぎでは?」と思えるから、強い態度に出られるじゃないですか。
んで、そうやってポジティブにしてると、周囲の接し方もおどおどしてた時とは違ってくるでしょうし。

どうですかこの仮説?
(私のいまの上司まじで毎日みんなに怒鳴ってるし、口癖は「察しろよ!」なので、私も元気出る職場に行きたいです…!笑)

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