「中間管理職」の「鈍感力」
今の社会、「企業」において、「中間管理職」への「ストレス」は凄まじいものがある。
「上司」「その上の上司」「その上の上の上司」、下手すれば、「社長」からズドンと降りてくる「業務命令」。
また、最近では「部下が(中間)管理職を査定する企業」も増えて、「部下からの突き上げ」から来る「ストレス」もある。
そんな中、僕が思うには「中間管理職」に「向いている人」と「向いていない人」がある。
「向いてない人」とは・・・
まず、決断出来ない人。
とにかく、「フットワーク」の悪い人。
部下との「コミュニケーション」が全くと言っていいほど、取れない人。
「部下の意見」を背負って、「上の人」と闘ってくれない人。
つまり、「部下の意見」が正しいと思ったら、「上の人」にちゃんと話をして、説得出来ない人のことである。
中途半端な「ミス」をする人。
「任された仕事」は「何度も自分自身でチェックして、完結出来る人」では無いので、「部下」のダブルチェックが必要な人の事。
「自分」が無い人。
「自分が理解出来ない事(勉強不足も多々あると思う)」に関して、「外部の取引先」のスタッフに延々と説明させる人。
さらに、「プライド」が高く、「頑固」過ぎる人。
そして、特に困るのが「出世志向の強い、明確な悪人」では無くて、「凡庸な善人」である人。
これは木下惠介監督が「善魔」という映画でも描いたが、「悪魔(悪い人)」より「善魔(良い人)」.の方が、場合によってはタチが悪いのである。
この映画は名優・三國連太郎のデビュー作でもある。「三國連太郎」という名前は、「この映画の役名」から取っている。
昨年夏、僕が双極性障害(昔の「躁うつ病」)」を再発したキッカケになったのは「上記要素すべてを持ち合わせた中間管理職」の存在だったのだ。
多分、彼の事で、「一冊の新書」が書けるだろう。
今の「企業」にはどこでもこんな「中間管理職」はいるはず。
彼らは何をしたいのか❓
彼らの「人生」の目標」は❓
「管理職手当」をもらっている分、働かなくてもいいのか❓
「部下たち」を困惑させる、こんな「中間管理職」、貴方の「会社」にもいませんか❓
その「鈍感力」の凄さは驚くばかり。
「ドラマ制作の現場」「番組宣伝の現場」で長年仕事をしている僕にとって、その「鈍感力」は一種の「凶器」にしか思えないのだ。
「現場」は「繊細すぎるくらい繊細」である事を求められる。
「出演者」「スタッフ」の「番組作りの流れ」を出来るだけ潤滑にする為に、最大限の努力をする。
身を粉にして、僕らペイペイは働いている。
「仕事」の邪魔をする「中間管理職」はもう要らない‼️
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