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ベンジー

新聞会館(神戸三宮)
新聞会館(神戸三宮)

1974年、僕は親友の宮崎陽と2人で、神戸・新聞会館の中にあった「スカイシネマ」という本当に小さな映画館で、犬が主役の映画「ベンジー」を観た。

映画「ベンジー」
映画「ベンジー」



宮崎陽のおばあさんが「OS株式会社」という「興行会社」の「株主」で、宮崎陽はいつも「株主優待券」をおばあちゃんからもらっており、小遣いの少ない中学生の僕は彼と一緒に「株主優待券」を使って「無料」で映画を観まくっていたのだ。

映画「ベンジー」はその頃、「繁栄を極めていたアメリカ社会」を背景に、「アメリカ人の日常生活」を描き、「犬のベンジー」が「人間」を助けるという、とっても分かりやすいストーリーだった。

主題歌も本当に素晴らしく、DVDもしばし売り切れになっていた事を考えると、たくさんの人の「感動して、心に残った素晴らしい映画」だと思う。

この映画の中で「ベンジー」は喋らない。

出て来る「人間たち」が「ベンジー」の「動き」や「表情」を察して、「事件解決」に動くのである。

テレビ番組「ディズニーランド」
テレビ番組「ディズニーランド」
テレビ番組「ディズニーランド」
案内役のウォルト・ディズニー



ここまで書いて来て、僕は1960年代、日本テレビ系列で日曜日の午後、毎週放送されていた「ディズニーランド」という番組を思い出した。

番組の冒頭、「ウォルト・ディズニー」が案内役として出て来て、今日放送の内容を説明。

「ミッキー・マウス」を創造し、世界中に「ディズニー・リゾート」を建設した「ウォルト・ディズニー」は「ユダヤ人」である。

後に「ディズニー映画」はハリウッドの名門映画会社「20世紀FOX」を買収する事になる。

テレビ番組「ディズニーランド」は「アニメーション」の時もあれば、「シートン動物記を原作とした『動物の実写版』」の時もあった。

それが子供の僕にとっては、毎週の楽しみだった。

「動物の実写版」。

「動物」が「日本語」を喋るのである。つまり、「動物」を「擬人化」していた。

「親子のクマの話」
「狼王・ロボの話」
などなど。

後に、この手法は「撮影時に動物を虐待している可能性」があるとして、「動物愛護団体」から抗議を受けて、「動物を擬人化する番組」は製作されなくなった。

20世紀FOXの社長だった
ダリル・F・ザナック



かつて、「20世紀FOX」の社長だった「ダリル・F・ザナック」の伝記を読んだ時、「ハリウッド」の「大手映画会社(メジャー)」の上層部のほとんどが「ユダヤ人」だと知った。

「ダリル・F・ザナック」は数少ない「ユダヤ人」ではない社長だった。

チャールズ・チャップリン



あの喜劇王、チャールズ・チャップリンも「ユダヤ人」。

そして、アメリカ合衆国の「金融界」の頂点、「ウォール街」も「ユダヤ人」が牛耳っている。

つまり、「映画によるプロパガンダ(意図的な宣伝)」も「莫大な資金」も「アメリカ合衆国」では「ユダヤ人」が支配していた。

19世紀に「ヨーロッパ」で起こった「シオニズム」。

イスラエルの国旗



そして、「第二次世界大戦」後の「イスラエル」の建国。

それをバックで強く支援したのは「アメリカ合衆国」。

そして、「イスラエル」の地に、「1000年来、流浪ん続けていたユダヤ人の国家」を作る為に、それまで住んでいた「パレスチナ人」はその土地を「強制的」に突然追われて、現在まで長く続く「ユダヤ人」と「パレスチナ人」の「血で血を洗う戦争」が続く事になるのである。

そういう「背景」を考えると、今回の「アメリカ大統領選挙」の「行方」がとても気になる。

バベルの塔(旧約聖書より)



太古の昔、「人類」は「天」に達しようとする「バベルの塔」を建設し、「神」は様々な「民族」や「言語」を創造して、その建設を止めた。

「ガザ地区」で、こんなにも多数の「罪の無い子供たち」を始めとする「民間人」が亡くなっている。

アウシュビッツ収容所
(現在のポーランドにある)
アウシュビッツ収容所
(現在のポーランドにある)



「ユダヤ人」は「アウシュビッツ収容所」等、「ホロコースト」の「あまりにも悲惨な経験」をしたにも関わらず、「自分たちの新たに作った国・イスラエル」の為には同じ様な「残虐な行為」を繰り返すのだろうか❓

すごく胸が締め付けられる思いである。

手塚治虫さん



かつて手塚治虫は漫画「アドルフに告ぐ」の中で、「アドルフ・ヒトラー」が実は「ユダヤ人」では無かったか❓という大胆な「仮説」を立てた。

アドルフ・ヒトラー



今、「ユダヤ人」が「アドルフ・ヒトラー」になってはいないのだろうか❓

「戦争」の「連鎖」は何も生み出さない。

「地球」から「戦争」が無くなる事を願ってやまない。

そして、この事に、「戦争の悲劇」に「日本国民」はもっともっと関心を持たなければならない。

史上最悪の首相・岸田文雄
小泉進次郎総裁候補

「くだらない自民党総裁選」の「マスコミの報道」に気を捉われる事勿れ‼️

「日本のマスコミ」はイギリス「BBC」が「旧・ジャニーズ事務所性加害問題」を報道した様に、「ワシントン・ポスト」が「ウォーターゲート事件」をスクープして「ニクソン大統領」を政権の座から引き摺り下ろした様に、「社会に警鐘を鳴らす木鐸」で無ければならない。

「マスコミ」には「社会に真実を知らせる義務」がある。

しかし、現実は「日本政府」の「犬」になっているのでは無いだろうか❓

まるで、「太平洋戦争中」、「大本営発表」を伝え続けて、「国民」を騙した様に。

すごく悲しくて、怖しい事。

「戦争」が起こるかも知れない。
そんな「雰囲気」を強く感じている今日この頃だ。

このままでは「地球」は滅びる。

※先日、NHKで放送された「人新世」という番組。
「霊長類」で唯一「プラスティック」を使っている「人間」。
その「プラスティック」の「廃棄物処理」の皺寄せが、貧困の底にある「インドネシアの田舎の村の人々」に集まっている事を記録したドキュメンタリー。
ここにも「人類」による「地球の滅亡」を感じた。

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