「成功」ってなんだ? 大人が成功を語らないのは何故だ?
なんで、大人たちは積極的に成功について語らないのか。
とてもハードルが高く感じられる言葉の一つ。
「成功」とは、
人生で最も重要だと信じている
目標を達成すること
つまり、したいことができること。
へ〜
そんな感じでいいのかぁ…。
「成功 =お金」を連想する人は、
成功を口にしないのかもしれない。
ゲスい気がするから?
子供時代に、
「成功の考え方」を学ぶ機会はなく、
身近な大人たちの善意あるメッセージから、
成功のあり方を静かに学ぶことになるのだろう。
成功の意味を、
他者からも認められるような高いレベルに設定しないといけないと思ってはいないか。
成功の定義づけ「らしいもの」は、
誰しもほぼ同じようなものと思ってはいないか。
人生にはいろんな形の成功がある事に
気付かないまま大人になってはいないか。
「財産を築くこと」がすべてだと思っている人は、
頭が良い人をみて、なぜ金持ちではないのだろうと疑問に思うという。
「頭が良い」ことに値打ちを感じないか、
通過点にしか思えないのだろう。
成功のバラエティは想像以上に豊かなのだ。
芸術家は、思う存分に自己表現できることを成功だといい、
ある人は、健康な子供を育て上げることが成功だという。
最高のパートナーを見つけて老後を豊かに過ごすこと、
ビジネスで巨万の富を得ること、
テレビに出て有名になること・・・
成功についての考え方は私が知っている以上に、多いらしい。
自分が最も情熱を感じることに没頭できていたなら
それは成功。
他の人の成功を真似る必要もなく、
親の考える成功を丸写しする必要もなく、
外から見えるものである必要もなく、
外から見えないものである必要もない。
「自分の成功は自分で選択していいんだよ」
「例えば、この人はね…」
そう教えてくれた素敵な大人、先生に
かつて出会えただろうか?
では、大人になって、子供に対して
成功について
語れているだろうか。
参考図書:「自分の価値に気づくヒント」
ジェリー・ミンチントン著
弓場 隆訳
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