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なんで座っていられない?

割引あり

皆さんこんにちは。
学校支援をしている理学療法士のさいちゃんです。

みなさんは【立つ姿勢】や【座る姿勢】という

今回は、特に【座る姿勢】は学校やご自宅でよくとられる姿勢かと思います。
また、今回は学校や家で座れない理由(座りたくない理由)について
お話させていただきます。

座ることは、座ることが目的ではなく
座って何かをする。座って次の動きのための準備をするなどがあります。
例えば、【座ってテレビを見る。】【座って書く作業をする。】【座ってから立ちあがる。】ということが考えられます。

普段の生活の中でも、皆さんやお子さんは
ただ座るだけでなく。【座りながら見る】【座って机で作業する】
【座ってご飯食べる】等
動作をしている事が多いと思います。

そんな中でも、
【両足ついて座ってできない】【すぐ姿勢が崩れてしまう】ということがみられませんか?
それは、様々なことが関係して、
【姿勢を長く保てないこと】や【すぐ姿勢を崩してしまうこと】に繋がっていると考えています。

様々な事の影響も
体の面、脳の面、感情の面と大まかに分けて考えられますが、
子どもの様子を見ているとその理由が混ざりながら
【座っていると姿勢が崩れる状態】となっていると感じます。

★体の面
  ・座っていると疲れる。
    (姿勢保持の筋肉が未成熟)
  ・座っているお尻が痛くなる。
    (お尻の筋肉が弱かったり、触覚の過敏さ)
  ・座る姿勢の良さをわからない。
    (普段の習慣で効率よく座る感覚を蓄積できていない。)

★脳の面
  ・ほかのことが気になり、体が動いてしまう。
   (小学生の段階では気になったことへ興味が移りやすく、衝動を抑え  
    にくい。)
  ・聞いたことや見たことがわからなくなって、飽きている。
     (聞くことや見ることの切り替えが上手くできずに、見逃しや聞き逃
    しがあり、わからなくなり、飽きて動いてしまう。)
  ・座って書く作業や話を聞く姿勢を体が覚えていない。
     (座って書くや座って聞くということに身体がなれず、座わっていら  
    れない。)

★感情の面
  ・疲れている。眠たい。お腹が空いている。
    (姿勢を保つや学習への意欲がそもそも低い状態)
  ・授業や勉強等がわからなくなって、やる気がない。
    (わからないことやできないことが重なり、嫌になってしまう。)
  ・難しいと感じることから「できない」「嫌だな」という気持ちであ
   る。
     

等々、姿勢が崩れやすいきっかけは様々みられ
これらの要因が絡み合っており、
徐々に整うことで、姿勢が保てるようになり
下記の図のように様々な行動にも良い影響が出ると考えます。


そのため、体の面、脳の面、感情の面の
どの側面の影響が強いか、子どもの様子をみながら
必要な支援や声掛けを実施していけると良いかと思います。

座るために、どのようなこと必要か、具体的にどのように波及するのか
また、どのような影響があるのかということを
有料では、お話させていただいたり、
学校支援で配布している資料をダウンロードできるようになっております。
(公開から1か月は555円とさせていただきます。その後は値上げ致します。)

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