英語はネイティブに習わなければならない?
日本人にはこのように考えている方がまだまだ多いような気がします。
私の中の結論としては、日本人はネイティブ「レベル」の先生であれば英語は上達すると考えています。国籍は関係ありません。
逆に言うと初心者の方こそ、ネイティブ講師はお勧めしません。
なぜならば、ネイティブの方は自然と英語を身につけ話しているからです。
皆さんはご自身の話されている日本語を、外国人に文法で説明できますでしょうか。
できる人もいればできない人もいますよね。
先生として普段教えている人はできるかもしれませんが、大半の方は難しいのではないでしょうか。
反対に、第二言語を英語としている先生方には英語を第二言語として「自身で学んだ経験」があります。日本人と同じなのです。
さらに私たちのスクールに在籍している先生方は仕事や普段の生活、大学などで英語を日々使われている方々なので、ネイティブ「レベル」です。
とはいえ、私も渡航前は「絶対にネイティブに英語を習うべき!」とカナダへ渡ったわけなので気持ちは大変わかります笑
私はアメリカ英語の発音に憧れて英語を学んだ人間です。
それゆえにアクセントも気になるし絶対にネイティブ!!と思っていました笑
ですが、私はカナダへ渡航してからその考えが180度変わりました。
私が通学したカナダの語学学校にはベトナム人、メキシコ人、プエルトリコ人などなど、世界各国の先生が在籍しておりました。
そして、彼らの授業は本当にわかりやすく、発音もとてもナチュラルで第二言語というのも言われないとわからないほどでした。
繰り返しになりますが、第二言語として英語を話す先生方は英語を
「自身で学んだ経験」があります。
彼らの国籍がどこかというよりも、彼らがどう英語を学んできて、普段英語をどのように使っているのか。そちらの方が先生を選ぶ上で大事だと思います。
あとはお人柄でしょうか。
少なくとも私はこのような基準で先生を探しては依頼しております。
私もまだまだではありますが、色々な国籍の方とお仕事をする機会がありました。
その上で断言したいのは、英語のレベルに国籍は関係ありません。
確かにアクセントがあまりにも強すぎると、
初心者の方には難しいところもあるのですが、
当スクールの先生方はみなさん英語のアクセントがほとんどない方ですので、ご安心ください。
大事なのは相手に「伝え」「聞き」「コミュニケーションをとる」こと。
もちろんネイティブ講師に習う良さもあります。ネイティブ独特の言い回しやスラングなどはやはりネイティブ講師の方がよく知っていることが多いです。
ですが、文法の説明がわかりやすかったり、英語学習でのつまずきを理解してもらえやすいのは第二言語の先生だったりという傾向にあります。
海外でも日本でも、街に出ればたくさんのアクセントに出会いますし、日本人にもアクセントがありますよね。
世界にはたくさんの国があります。せっかく英語を学ぶのであれば、色々な国の先生から学んだ方が、英語にプラスでそれ以外の知識や経験としても得られるものがあると私は考えています。
もちろんどちらにも良さがありますが、「ネイティブからでないと学びたくない!」という限定的な考えの方がまだ日本には多いので、なんとなくネイティブ講師から習った方が良い気がすると思われている方は「なぜネイティブから学びたいのか」というところはご自身で一度考えてみても良いかもしれません。
昔は「アメリカ英語の発音が、、、」「イギリス英語が、、、」こんな話もよく聞きましたし、それぞれに違う単語があることも確かです。
しかし、今となっては英語話者はどんどん増え、
本当にさまざまな国の方と英語のみで意思疎通できるようになってきました。
その中で、「アクセント」というのは一つの個性になってきている風潮を感じます。
日本人にも「サムライアクセント」と言われる日本人独特の
いわゆる母音の強いアクセントがありますよね。
これも世界中にあるアクセントの一つに過ぎませんし
先方も日本人アクセントには慣れてきつつあるように感じます。
もちろん英語らしい発音に寄せていく努力は必要だと思いますが、
あちらも聞き取る努力をしてくれているということです。
何が言いたいかというと
「発音に自信がないから話したくない」は
鳥越苦労だということです。
実際伝わりにくいこともまだまだありますが、
それはコツさえ掴んでしまえば
「伝わる」日本人の英語になります。
そういったこともスクールでお教えしておりますので
ご相談いただければと思います。
ちょっと語り過ぎましたね笑
今回はこれにて♪
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