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レクリエーション介護士2級取得へ

レクリエーション介護士について

レクリエーション介護士は、高齢者や障がい者などの介護を必要とする人々に対して、レクリエーション活動を通じて心身のリラックスや社会的交流を促す役割を果たす介護の専門職です。

介護レクリエーションとは

「レクリエーション」というワードから、娯楽や余暇といったイメージが先行してしまいますが、レクリエーションという語源をたどってみると、「リ・クリエーション」であり、「リ(再び)」と「クリエーション(創造)」を組み合わせた「再創造」という意味です。
・壊れたものが創り直されること
・疲労を回復して元気を取り戻すこと
などの意味となっています。
つまり、高齢者にとって介護レクリエーションは、生きていく元気を再び創り出す活動といえるのです。
と同時に、介護レクリエーションを通して、高齢者が人間らしく、自分らしい生活を送れるよう、QOL(生活の質)を高めることが重要という考え方が広まってきたのです。

介護レクリエーションを。単に「娯楽」や「余暇」ととらえずに、「日々の生活の中に生きる喜びと楽しみを見出していく」ための活動ととらえ、高齢者の機能的回復や介護予防のために実践していくことが、高齢者の生活や人生の質(QOL)と日常生活動作(ADL)を高めるためにも有効であるこが再認識されてきました。
こうして、介護レクリエーションが意義あるものとして浸透してきました。

レクリエーション介護士2級講座(1日目)

通信教育だと、取得まで約3カ月かかる講座ですが、通学では丸2日で取得可能です。
実地研修や筆記試験、計画書の提出により合否判定という流れになります。

本日は、講座1日目。
受講者数6名。
・オリエンテーション
・アイスブレイク実践
・講師によるレクリエーション
・介護レクリエーションの基本(座学)
・レクリエーションの企画と計画策定(座学)
・グループによるレク計画策定ワークショップ
以上のような流れでした。

私は、脳力トレーニングリーダーという知識の下地があったため、ほとんど内容は復習の範囲内でしたが、自分の理解を深めるためにも良い内容でした。
しかし、一番の収穫は、受講者さんの話をじっくり聞けたことでした。

介護スタッフの生の声が聞けた

受講者さんの中に、介護施設で働いている方が3名いらっしゃり、施設内での忙しさ、悩み、葛藤といった生の声を聞くことができました。
多岐にわたる業務をこなしながら、レクリエーションを企画し、準備する難しさが伝わってきたのです。
講座の中で、実際に現在デイサービスでレクリエーションに携わっているという方と計画や立案をしたのですが、その方曰く、
「レクリエーションの内容などじっくり考えたことがない」
と言います。
それだけ、レクリエーションは「後回し」になっているということ。
重要な介護レクリエーションが、ただの時間稼ぎのようになってるのです。

早い段階で仕組みを作りたい

レクリエーションを外注することにより、多種多様なレクリエーションを利用者へ提供することができます。
その間介護スタッフは、入浴介助や排せつ介助などの基礎生活介助に時間を割り振ることができるようになります。
介護スタッフも利用者も、
仕方なくやるレクリエーションから、楽しみなレクリエーションへ。
介護施設とレクパートナーを笑顔でつなぎたい。
早くこの仕組みを整えたいという思いが強くなりました。

今後、一つ一つ分からない部分をクリアにして整備していきます。

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