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万年筆と未来への贈り物を届けた神戸の旅

鮮やかな青とデザインに一目惚れして、旅の思い出にと買ったガラス製の万年筆と神戸の街を思い出した。

いつかは手にしたい大人の文具だった、これからは長く大切に使えるものを選ぼう、身の回りのものを少しずつ買い換えていこうと思い始めていた。これまで何度か手に取ってみたけれど、老舗メーカー製で紳士が書斎で使うイメージなTHE万年筆、当時の私には背伸び感と男らしさが引っかかり諦めていました。

何年前になるんだろう、気分転換にと出かけた神戸で、何でここで売られてるの?という意外性と期待以上のルックスにハマり、早速、試し書き。持ってみて眺めてみる、いいね! 透明のペン先からグラデーションで青が映えるガラス製の本体、いいね! インク瓶に入れ取り出すと螺旋状のペン先にインクが絡みまた綺麗、うんいいね! 書き心地もなめらかで、いいねいいね! (わたしの筆圧の問題か、従来の交換式ペン先が不自然に曲がるあの妙なドキドキ感がなく尚いい)

blue-blackのインクも落ち着いた色合いが大人の文具によく似合うかなと合わせてみた。インクで書かれた文字、名前とかあいうえおだとか文字列でさえ、濃淡で味わいが楽しめるし、個性が見える気がする。これで何を書こう? 日記? 手紙? 紙とかもこだわってみる? 色々と考えが膨らんでお腹が空いてきた頃、滞在時間が長くなったことに気づく。

大満足の買い物を終えて、ウッドデッキを足取り軽くランチへ向かうと観光地らしく楽しいお店選びの時間。港沿いのランドマークを眺めながらの牡蠣料理にまたまた至福の時間。2回目の大満足です!

食後のウォーキングも兼ねて、山手通りをmapや案内板を頼りに気ままに歩く、そう歩くのがいい。乗り物では見過ごしてしまう日常感を感じられる場所、住宅街にあるカフェ、パン屋さん、地元野菜とか見れるスーパーなどに立ち寄ることも旅先での楽しみのひとつです。

旅先という開放感やリラックスした時間がそう思わせるのか、そこで暮らす人や動物や環境にまた偶然聞こえる他愛もない会話がすごく微笑ましく愛しく、母性120%な聖母マリア状態の私が出ます。いま思い返しても同じ気持ちで心があったかくなる、慈愛に満ちて幸せな気持ち。

ふと思ったのが、これ視点を逆にしたら他の人から見た私の毎日のことかもしれない!!!

例えば、それなりに不満あるけど仕事安定してるし(安定のため健気に頑張って 笑 微笑ましい)とか、当たり前で特に何も考えてないけど食料品買いに行く(誰かのため健気に頑張って 笑 愛おしい)とかとか、、、そうゆうことを気づかせてくれる素敵な過去からの贈り物だったのかな。

ポーンと突き抜けるようないい気づきと神ってたあの日の自分に感謝!どうか毎日の喧騒に戻ってもこの気持ちをすぐ思い出せるような私でいられますように。

話は戻り、山手通りの散歩からディナーのこれまた楽しいお店探しへ。フレンチビストロで欧風家庭料理をアラカルトで何品かオーダー、あったかポカポカになり2軒目は三宮のBARまで登り坂を歩く、あの六甲おろしだったのか風がかなり強く冷たい。着いたお店は外観から店内、メニューに接客まで雰囲気がとても好み。照明や音楽はもちろんのこと、広々としたスペース、温かさと重厚感を兼ね備えた立派な一枚板のカウンター席が印象的でした。

雰囲気、会話、お酒、大人のためのお店であるBAR。非日常感もまた時が過ぎた今でも色褪せずに毎日の活力へと変えてくれました、今を乗り越えてほしいです。

最後に、今日の記事を書いていく中、偶然続きで驚き、また途中でうれしい未来がポンポン浮かぶ浸るで何ともいえない不思議な気分で書いていました。いい流れに乗っている気がする、いや乗っていると言い聞かせています!この長文にお付き合い下さった方も私もいい波に乗れてますよ!ありがとうございます。よい一日をお過ごしくださいね。

2021.1.18


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