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革命家について


僕の1ヶ月半の短い間だったけど、その時同じ釜の飯を食った友人は、革命家だった。
彼は、自殺した。

いい奴だった。

革命家は、基本、国家からマークされる。


革命家が、革命家になる理由は、いろいろあると思うが、基本、多くの人間たちは、社会を良くしたい、社会の弱い人間たちを救いたい、という、やさしい気持ちからだと、思う。


僕の自殺した友人は、やさしい奴だった。

僕は、革命家になるのにも、なるまでのプロセスが必要だと、思う。
まず、良く無い社会を良くしたい、社会の弱い人間たちを救いたい、など、やさしい気持ちの持ち主は、革命家になる前に、行動の順番として、国家の最高権力者を目指すべきだ。

日本において、日本は民主主義国家なので、そういう気持ちの持ち主は、自ら選挙に立候補し、そして最高権力者を目指せば良い。
それが実現した場合、革命家になる理由は、無い。
自分で、国家を良くすれば、良いのだ。

なれなかった場合、最高権力者を目指す過程で、この国の、社会システムでは真っ当な人間が最高権力者になれない、このシステムを現在の国家システムでは、変革することが不可能だ、と、実感した時は、その時は、やさしい人間たちは、革命家になるしか、ないだろう。


僕の自殺した革命家の友人は、革命家になった理由を恋人に、抗議のためだ、語っていたと言う。

僕は、その理由は、間違いだと思う。

革命家ならば、自分が変革が不可能だと実感したシステムを持つ国家は、転覆すべきだ。

そして、できるだけ、みんなが幸福に生活できる国家を、つくるべきだと、思う。

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