見出し画像

「よく噛んで食べる事」は良いこといっぱい

こんにちは。心も体も笑顔になる食育アドバイザーの乃田幸子です。
「よく噛んで食べる事」は、ダイエットにも、免疫力にも効果絶大でした。

子どもの頃に「よく噛んで食べなさい」って言われてたし、大人になると体型が気になり始め〈ダイエットしよう!〉って調べると「1口は50回噛みましょう」って言われるけど…何で?っていう理由がわかると意識できると思います。

噛むことは食事の基本中の基本

子どもがミルクや母乳を『飲む』→離乳食の『食べる』へ移行した時から、噛むことが始まっています。もぐもぐ期(生後7〜8ヶ月)の歯が生えていない子でも、口に食べ物を入れてもぐもぐするだけで、歯がなくても噛んだ時と同じように脳が刺激されます。噛むことは、食べることを始めた時から始まったいる第一歩です。

大きな4つのメリット

①脳の活性化
②虫歯予防
③胃腸の働きを助ける
④ダイエットの効果大

①脳の活性化
口を動かして食べると咀嚼筋・表情筋が使われ、血行が良くなる。栄養と酸素が十分に供給されるので、脳細胞も活性化する

②虫歯予防
よく噛んで唾液を出すことで、有害な細菌と戦う酵素が含まれていて、虫歯や歯周病の予防になります。唾液は、口の中を清潔で健康に保つ役割があります。

③胃腸の働きを助ける
食べ物をよく噛み砕き、お口の中で消化され胃腸の負担を軽減してくれます。また、消化酵素と唾液が合わさって、ご飯などのでんぷんを糖に変えてくれる。胃腸が吸収しやすくなるので、胃腸の弱い人ほど、よく噛む事が重要。

④ダイエット効果大
よく噛んで食べると、食欲抑制のメカニズムが働き、満腹中枢が刺激されて満腹感を得る事ができる。それが生活習慣病予防にもなる。早く食べ過ぎてしまう人は、満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまう。

逆に噛まないとどんな事が起きる

①唾液の量が減って口の中が不衛生状態
②顎の運動不足
③腸への負担が大きくて免疫力の低下

①唾液の量が減って口の中が不衛生状態
脳に指令が行きにくいため唾液の分泌が少なくなる。唾液には口の中を清潔に保つ作用があるので、唾液が少ないと口臭が出やすく、虫歯にもかかりやすくなってしまう。

②顎の運動不足
噛むためには口の周りにある筋力を使いますが、咀嚼を必要としなければ、筋力を使わなくなってしまうので、筋力が低下する。筋力の低下は、顔のたるみやシワの原因となり美容面にも影響が出てしまう。

③腸への負担が大きくて免疫力の低下につながる
腸は365日24時間、文句も言わず働き続けている。
食事バランスが良ければいいけど、暴飲暴食(噛まない)、味付けが濃かったり、しょっぱかったりすると消化に大変な作業が必要。
腸がもう無理!というサインは、便秘や下痢で知らせてくれる。
腸の異常は、免疫を低下、腸内細菌の善玉菌がめちゃくちゃ減ってしまう。

【目標】1口の食事で30回噛んでみよう!

1口の目安は30回噛む事。唾液がしっかりと出て消化の働きを助けてくれます。

30回噛むことは。。。立派なカロリー消費活動です。
1日3回の食事で咀嚼を1口30回すると、全体の10%のカロリー消費になる
1日1800kcalの食事量の10%だとすると、180kcal消費です。
この180kcalは、ゆっくり1時間ウォーキングした時と同じ消費カロリー相当です。

まとめ

「よく噛んで食べる事」は、小さい時から言われている事ですが、脳への活性化だったり、ダイエットだったり、胃腸への助けだったり、そして、咀嚼活動が消費活動になる。改めて知ることでこんなにも良いことがたくさんあります。
明日から食事の時に意識してみてください。

少しでも良いと思ったら、「スキ」「コメント」「フォロー」をお願いします。
Twitterにて日々感じたことや食育情報もつぶやいております。よかったら、覗きに来てくれると嬉しいなぁ。https://twitter.com/Happy_smile325








この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,967件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?