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髭男のLaughterを聴くと、泣けてくる話。

2年くらい前から髭男(正式名称:Official髭男dism)が好きなんですが、何が良いってとにかく歌詞が深い!!し、同世代ということもあり、すごく共感できる。。

今日は数ある髭男の曲の中でも、Laughterについて、自身の経験に想いを馳せながら書いてみようと思います。

この曲は、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の主題歌でもあったのでご存知の方は多いと思います!

まず、冒頭から。

鏡の中を覗いても 羽根ひとつも見つからないけど
空を待ち焦がれた 鳥の急かすような囀りが聞こえる
鉄格子みたいな街を 抜け出す事に決めたよ 今
それを引き留める言葉も 気持ちだけ受け取るよ どうも有難う

この曲は、映画の主題歌として作られたということもあって、映画を見た方は分かる通り、何か新しいことに挑戦する時に背中を押してくれる歌詞になっています。

失うものや 諦めるものは 確かにどれも輝いて見えるけど
秤にかけた 自分で選んだ 悔やむ権利も捨て去ってた

以前他の記事にも書きましたが、私は前職を本当に辞めたくなくて、結婚することになったとはいえ、会社に対して申し訳ない気持ちが強すぎて、「もっと貢献したかった、頑張りたかった」ってずっと思っていました。

失う仕事、諦めるキャリア。本当に捨てたくなかった。でも、秤にかけたんです。結婚して今の人についていくか、このまま仕事を続けるか、、

そして自分で決めたんです。他の誰かが決めたわけじゃない。自分の意思でどちらにも転ぶことはできました。でも自分で決めた。たぶんこれからの人生においても、他人の意見で決めるんではなくて、自分で考えて決めることが大切なんだとすごく思います。

続いて、サビの部分。

翼は動きますか?本当に飛べますか?
YesもNoも言わずに 真っ直ぐに空を見てた
鳥の名前はラフター ケージを壊した

本当に辞めても良いのかな?次の仕事見つかるかな?不安でいっぱいでした。結婚するのに仕事のことばっかり考えてましたw

YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで
膝を抱えた昨日までの自分を 乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
自分自身に勝利を告げるための歌

それくらい実は仕事が大好き人間なんだなって事に改めて気付きました。でも決めたからには覆すことはできないし、ただただ真っ直ぐ前を向いているしかないなと。そう思いました。

続いて、2番。

本当の正しさってものを 風の強さに問い詰められて
行くべき道を逸れて 他の鳥の航路へ迷い込むこともある

今の時代、情報が溢れかえっていて、どう行動するのが正解か、より称賛されるものはどっちだろうなんてことを考えがちになると思います。私も実際そうでした。

乱気流の中でさざめく 光の粒を探して ほら
たとえ紛い物だったとしても 自分にとっての正しさを
創造してみるよ 大事にするよ

前職の会社を辞めるのはもったいない、(私が)この部署で寿退社する初めての人だ、、などなど言われると、自分でも揺らぐんですね。。このまま退職する道を選んでも良いのかな、やっぱり続けようかな、お互いが通える距離に住めば良いし、、いろいろ考えました。

でも自分にとっての正しさってなんだろうって考えて、結局、夫と何度も話し合いを重ねた結果、退職することにしました。今となっては、仕事もできているし、家庭との両立もできているので良かったと思えるんですが、当時はそんなこと想像もできなかったので、、そんな時にこのLaughterの歌詞を聴いたんです。

人格者ではなく 成功者でもなく いつでも今を誇れる人で在りたい
そんな希望抱き 未来図を描き 手放さず生きていたいだけ

ここの歌詞。最初聴いた時、、冗談抜きで震えました。いつでも今を誇れる人で在りたい。泣けてきませんか?ww(もしみなさんが泣けんわ!ってことであれば、私が情緒不安定かもしれませんww)

他人のものさし、世間のものさしではなく、自分のものさしで自分が決定していく。これが誇れる人でいられる方法なんじゃないかなと体感しました。

自分がどうしたいかを一生懸命毎日毎日考えて、出した決断です。退職日まで本当につらかった。チームの中で、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後の業務について話し合ったりする時には、その頃にはもういないっていう事実がつらくて申し訳なくて。

また、部署の人には1ヶ月前に伝えたので、ラスト1ヶ月もきつかったな〜。一気にみんなの中に私が注目ワードとして上がって、どんどん辞めることを実感して。それぐらい前職の会社では退職する、しかも女性の退職が珍しかったんですよね〜〜

現実は見えますか?保証は出来ますか?
YesもNoも言えずに 答えに詰まってた過去を
背に乗せたラフター 予想を覆した ゴールや距離ではなくて
絶えず響いてた声こそが 孤独な夜にサーチライトにしてた
あの光だった 今やっと気付いた

今から思えば、あの時は結婚を決めたとはいえ、仕事1番で生きていたと思う。答えに詰まっていたんですが、結婚したらどうなりたいの?仕事1番、夫2番でいいの?ってずーっと問われていたような気がしています。

仕事と家庭の両立=仕事しながら家事をするだけではないと私は思います。物理的な両立も確かに大切ですが、たぶん精神的な両立がもっと大切で、結婚するといろいろ起こります。

前例のない大雨に 傘も意味を為さない
それでも胸は熱くなって
海鳴りよりも強く 稲妻よりも速く 羽ばたいて前途を目指して

喧嘩して涙する日もあれば、どちらかが体調を崩す日もあれば、一緒に旅行に行って楽しむ日もある。もしかしたら想像以上の荒波が、これから待ち受けているかもしれません。。そんな時に、家庭を1番にできる環境であることが、精神的な両立の大前提だと思います。

そして最後、サビが続きます。

翼は動きますか?本当に飛べますか?
YesもNoも言わずに 真っ直ぐに空を見てた
鳥の名前はラフター ケージを壊した
YesでもNoでもなくて
飛びたいとはしゃいでる声だけで 膝を抱えた昨日までの自分を
乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
自分自身に勝利を告げるための歌

今日はいつもの倍以上、語ってしまいました😉

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

髭男の歌詞は、なんでそんなところまで分かるの?っていうくらいドストライクに自分の気持ちを表現してくれるものが多くて、いつも感動させられます。

こんな歌詞を書けるアーティストはなかなかいないと思います。これからもずっと応援したいと思います!

髭男良いよね!めっちゃ分かる!なんか良い話やんって思っていただけたらスキいただけると嬉しいです(*´∀`*)♡

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