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新卒で入社したアトラエを退職し、EdtechスタートアップのManabieに入社しました

こんにちは、三上蒼太(@sota_mikami)です。

表題の通り、新卒で入社した株式会社アトラエを退職し、8月よりEdtechスタートアップのMANABIE INTERNATIONAL PRIVATE LIMITEDで働き始めました。
19年10月に社会人として働き始めて初めての転職になります。まさか自分がこんなに早く転職するとは思っていませんでしたが、この意思決定を正解とすべくManabieの成長と成功に精一杯コミットします。
この機会に、アトラエでやってきたことや今後にかける想いについて綴れればと思い、noteにしました。

..その前に、まず前職のアトラエの方々へ。本当の本当にお世話になりました。
僕のわがままで入社を半年遅らせていただき2019年の秋に新卒として入社したこと。また入社後たった1年10ヶ月という短い期間で(十分な貢献を果たしきらないまま)の転職ということなど、アトラエ的には喜ばしくない意思決定をしていると理解しています。成果で報いるのみだと思っていますので、次の環境で精一杯奮闘して参ります。

人と組織に惹かれて入ったアトラエ

入社までの経緯を、内定者の頃にブログに書きました。

アトラエという組織がもつマインドセットと、そこに嘘も曇りも矛盾もないこと。そしてそんな"アトラエ"を構成している一人一人、漏れなくそのマインドセットを体現していることに魅了され、入社を決意しました。

元々学生時代の経験から僕は「教育」「ベトナム(学生時代の渡航は16回!)」という強い関心ごとがありました。ただそれを超えるくらいにアトラエという組織は魅力的でした。ここまで人とチームに向き合いきって、真っ直ぐにコミュニケーションができる会社を僕は知りません(そして今後もそれを見つけるのは困難だと思う)。

この組織で価値ある事業を創りたく、入社を決めました。

アトラエで何をしていたのか

アトラエではビジネスマッチングアプリ"Yenta"事業部に所属となり、日々の改善から新機能のUX&UIデザインはもちろん, データ分析, グロースリード, デザインシステムの構築や保守運用, チームのDesignOps推進などに取り組みました。

僕が入った時点ですでにYentaは運営4年目。Twitterで"Yenta”をエゴサすると多くのYentaファンの方を見つけることができたり、日々ユーザーさんの生きた声をたくさん発見できるということに感動したことを強く覚えています。(アトラエ入社前にデザイナーインターンをしていたベトナムでのプロジェクトはまだ立ち上げ時期であったため、そんな声はなかった&ベトナムではユーザーさんの声をSNSで拾いやすい環境が日本ほどありません)

アトラエの最終面接で「ユーザーさんと一番近い距離で仕事をしたい」といった僕の意向をもとに社長はデザイナーになることを勧めてくれたのですが、まさにその働き方ができる可能性を感じた瞬間でした。
そして実際に、多くのYentaユーザーさんとお会いしながらプロダクト改善を行えていて、デザイナーとしてかなり理想に近い働き方でした。

立ち上げフェーズではないしグロースもしているけれど、チームとしてはミニマムサイズ。いかに最小人数で筋肉質に、そして素早く戦略的に、非連続な成長を成していくかを考えられる環境でした。
そのおかげで、データ分析やDesignOps的な活動など、いわゆる"UIデザイン", "UXデザイン"に止まらない幅広い役割を担えたことは貴重な経験でした。

ただ、特に最初の1年については、なかなか思うように成果もあげられず、チームの中で価値を出すのにもがいていた期間が長かった気がします。そんな中で何度も挑戦の機会をいただき、根気強くご指導いただいたおかげで、最後の半年については多少なり僕だからこそのチームへの貢献ができたのではないか(そうだったら良いな)と思えています。本当の本当に、ありがとうございました。

なぜManabieに入ることにしたのか

Manabieは、現在3期目を迎えたEdtechスタートアップです。
Quipperというオンライン教育会社(リクルートが買収)の創業メンバーである本間さんが新たに始めたEdtechの会社です。
シンガポールに本社を構え、ベトナムを中心に東南アジアと日本で事業展開をしています。

僕は、ずっと"教育"に関心がありました。

学生時代に仲間と教育ベンチャーをやっていたことに始まり、日本の公教育/教科外教育/学習塾/日本語教育(機関, NPO, NGO)などあらゆる現場を見る中で、どうにかしてテクノロジーの力で教育をより良くすることができないかと考えるようになりました。
日本語教師向けのWebサービスを作り、運営していたこともあります(うまくいかず失敗しましたが)。

そんな僕のEdtech熱はずっと冷めず、アトラエに入ってからも新規事業としての道を常に模索していました。ただ、僕が考えるアイデアはとにかくスケールが小さかったです。自分のスキル, 環境も含め想像可能な手札でやろうとするアイデアは、Manabieのそれと比較したときあまりにも小さいものでした。自分で気づかないままに作ってしまった"思考の限界幅"のようなものを取り払われずにいました。
Manabieは、教育領域においてそのど真ん中から価値提供を試みています。そしてそのアプローチは相当大胆で、大きくリスクをとってチャレンジしているチームです。僕はそのアプローチに惹かれたとともに、これを実現できるチームとしてManabie以上のところを考えられず、ここで一緒に戦いたく思い転職を決意しました。

※事業は現状ステルスで動いており、あまり詳しくは話せません。関心持ってくださった方はぜひ個別でお話しさせてください🙌

これから何をしていくのか

ManabieのLinkedInをご覧いただくとわかるとおり、すでにメンバーは100名を超えていて、3年目のスタートアップらしからぬ大きな会社です。

僕はここで、プロダクトチームがより早く正しいものを作っていけるようにするためのあらゆる設計を行なう予定です。
DesignOps あるいは Design Program Manage 的なアプローチでもってチームのより良い仕事をサポートし、ユーザーさんに価値を提供し続けていけるように活動していきます。Manabieはドメインも特殊でかつ作っているプロダクトがかなり巨大なので、いまだにキャッチアップに苦労しているのが正直なところですが、そういう巨大システムだからこそ、このような役割が非常に重要になると感じています。

SalesforceやAntFinancial, またShopifyのような、誇らしいデザイン組織/プロダクトチームを作っていきたいです。
特に東南アジアにおいてはデジタルプロダクトデザインのナレッジシェアがまだまだされておらず、業界に知見がほとんどありません。最先端を走るのはインドネシア発のSuperAppであるGojekで、彼らは積極的なデザインナレッジの発信をしており、圧倒的なブランディングに成功するとともに業界発展に貢献しています。Manabieも将来的にはそのような存在になりたいと言うのが僕の個人的な野望です。

最後に

元々関心があった教育領域、しかもそれを東南アジアから行なっている。それだけでなく事業の価値と可能性を、僕の原体験でもって心から信じられる。
そんなぴったりすぎる環境に巡り会えたことは本当に幸運です。

学生時代から活動していたことがいろいろ繋がったご縁だと感じています。これまで与えてくださった様々な機会や、関わっていただいた全ての皆様に感謝しています。


最後に宣伝を一つ。
Manabieは事業拡大に伴い一緒に働く仲間を強く強く募集しています。

Edtechやりたい方、教育DXやりたい方、これから超グロースフェーズに差し掛かろうとするスタートアップに飛び込みたい方、ぜひご検討いただけますと嬉しいです。

なお、アトラエも素敵な会社です(そして採用強化中)。事業の多角化が進んでいていろんな機会があるベンチャーで働きたい方はぜひアトラエへ。教育に関心があったり、スタートアッパーな方はぜひManabieに来てください😊


Manabieの三上として、引き続きよろしくお願いします!がんばります!

読んでいただきありがとうございます!サポートは次回の執筆に役立てさせていただきます。 普段はTwitterでつぶやいています 👉https://twitter.com/sota_mikami