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ある新聞記者の歩み

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元毎日新聞記者佐々木宏人さんの記者人生の聞き書きです。入社直後の水戸支局時代を皮切りに、記者としての歩みを連載で辿ってゆきます。 佐々木さんは、経済部や政治部に所属、エネルギー分…
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#特ダネ

ある新聞記者の歩み 25 支局の若手の一人は未来の社長!

元毎日新聞記者佐々木宏人さんからの聞き書き第25回です。前回は、佐々木さんが甲府支局長時代…

ある新聞記者の歩み 17 誰も首相になると思ってなかった中曽根康弘の実像(上) 1…

◇中曽根担当になるのを喜べなかった背景にトラウマ いやあ、実はあまり気乗りがしなかった…

ある新聞記者の歩み 8 ライフワークのエネルギー問題でスクープをねらう

経済部時代(5)ミサイルからラーメンまで扱う総合商社という業態は世界でもめずらしいと言わ…

ある新聞記者の歩み6 降ってきた石油危機 しんどいながら記者として得た幸運

経済部時代(4) 「新聞記者にとって事件に恵まれるほど幸運なことはない」と毎日新聞の元記者…

ある新聞記者の歩み 5 右翼フィクサーから財界大物までとの出会い

経済部時代 (3) エネルギー問題が大きな柱に◆三島事件の現場の近くにいながら  松下二…

ある新聞記者の歩み 4 1面トップに大見出し踊る

経済部時代(2) 1面トップを飾るスクープに◆興奮しながら記事執筆 地婦連事務局長は不買運…

ある新聞記者の歩み 3 スーパー・量販店の成長前夜、記者人生一の大特ダネ

経済部時代(1)家電販売店主会に潜入してエイエイオー! 佐々木さんは、水戸支局に5年いて、1970年(昭和45年)5月に経済部に移りました。27歳のときでした。 Q.そのときはご結婚されていたのでしょうか? 「いえいえ、ぼくは結婚が遅くて、35歳のときでしたから。」 Q.では、あとでそのいきさつを詳しくお聞きしたいです。 「あはは(笑い)、本当はノーコメントといきたいなあ。いずれゆっくり。話しましょう。ビックリしたのは、あなた(インタビュアー・校條諭さん)と女房の妹と高校の