50代からの登録養成課程 会社生活で解せない暗黙のルール
私は50歳を目前に、自身のキャリア自律と副業による会社以外の社会貢献を目指すべく、独学で中小企業診断士を目指し始めました。1次試験合格後はリカレント教育の環境として登録養成課程を志願し、現在、仕事をしながら学校に通っております。
資格取得後にすぐには独立をすることは家族のライフステージ上は難しそうですのでサラリーマン人生はしばらく続きそうです。今後もうしばらく続くであろうサラリーマン生活ですが、以前の記事では会社からなくなって欲しい習慣の1つとして飲み会や送別会について記載をしました。
今回は飲み会から少し範囲を広げ、会社の中にある、撤廃されたい暗黙のルールについて、ITメディアオンラインの記事から、自社の状況を振り返りたいと思います。
個人や多様性への配慮が無いルールは見直されるべき時代に
記事に掲載されていたアンケート結果では「納得できない」と考えている職場の“暗黙ルールとして、
「上司のいうことが正しい」
が最も多いそうです。そして
「新人が〇〇をして当たり前」、
「休日でも連絡を返す」
と続いた結果とのことです。
上司の言うこと全てが正しいとは思いませんし、議論をする余地がある上司とは割と「ウマが合う」と感じますが、反論や対案を出すとまず否定から入ったり、表層的な傾聴の姿勢のみで別の意見を認めないスタンスの上司や、あやまるべきところを結局謝らないで済まそうとする上司の下にいた時には、「ウマが合わない」と感じたこともあります。
また、新人については、自分の勤務しているところでは、私が新人のころは始業時間の1時間前にはきて、机を拭いたり、お湯を沸かしたりとかあったような気がします。最近はというか、ここ何十年も勤務時間のだいぶ前に出社を強制してサポート業務を当番としてさせることはなくなりました。
でも、新人というよりは、「若手」だから、飲み会の幹事をしろとか、何か社内のイベントの会場の設営とか、司会進行とかをさせるなどを任せる習慣は残っていると感じています。
「若手」にとって経験になると言われますが、人生100年、70歳まで働く世の中になるのであれば、シニア世代こそ、健康促進のために、役職関係なく会場設営や円熟味のある司会進行などをするような風潮になると良いのかなと思います。
休日の連絡については、「つながらない権利」などの言葉もあるとおり、私の勤務先ではよほどの故障対応以外は休日に連絡しないので、私の周辺においては休日連絡の不満はあまり耳にしないです。
仕事内容によっては「休日でも連絡を返す」ことが求められる組織や人が一定層いると思いますが、これを期待されていると捉えてがんばりすぎて、体調を崩したり、プライベートで誰かがネガティブな気持ちにならないように、会社としてしっかりとルールをきめてもらいたいです。
アンケートとは別に、個人的に感じる会社の暗黙のルールとしては、大企業などでは概ねすべての企業で発生していることかと思いますが、
・フリーアドレスといいながらも、毎回同じ場所に座っている人が多い
・他に良いものがあっても、自社サービスを業務で使わなければならない
・部署ごとに参加率や申込率を競わせる
・習得効果の低そうな研修を毎年、受講必須で求められる
・研修資料を読まなくてもわかる設問で理解度測定テストを実施する
・資料共有がされない案件の口頭のみでのフィードバック
・幹部に限定した、生産性のない的外れな議論
などですかね。。。
いずれにせよ、心地よい職場環境には暗黙ルールの順守や忖度などをもとめないオープンでフラットな会話と自分の意見を言い合える環境作りが大事かとあらためて感じました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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