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50代からの登録養成課程 子供の頃に「こども未来戦略」MAPを見ていたら
私は50歳を目前に中小企業診断士を目指し、50代に中小企業診断士の1次試験に合格し、今は登録養成課程に通っております。
現在は、国でも「こども家庭庁」がたちあがるような時代になりました。
今回は「こども家庭庁」から発表された「こども未来戦略MAP」がもし、昭和時代に子供の私が見たらどう思うかについて書き留めます。
こども未来戦略とは
こども未来戦略は以下を基本理念として2023年12月に策定されました。
・若い世代の方の将来展望を描けない状況や、子育てをされている方の生活や子育ての悩みを受け止める
・若者・子育て世代の所得を増やす
・社会全体の構造や意識を変える
・すべてのこどもと子育て世帯をライフステージに応じて切れ目なく支援していく
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昭和時代の子供の私がこの施策を見たら
印象としては、「お正月のおせち料理」とか、「子供のころに慣れない服を着て参加した結婚式の料理」のようなものだなと感じました。
これらは、大人からすると、色も鮮やかでいろんな食材で作られており、見映えもきれいで、ゆっくり味わって食べたいと思うかもしれませんが、私のような子供時代からすると、全く興味がわかない料理です。
せっかくのお正月や結婚式なら、テンションのあがる、大好きな、「カレーライス」や「ラーメン」を食べてたいです。
大人目線では色々なライフステージごとに合わせた支援が練られており、評価できるのかもしれません。しかし、子供の立場からすると、「親」のための支援であり、これでは「こどもを持つ親が余裕を持てるようにするための金バラマキ戦略」としか思えません。
子供のためを思う子供未来戦略であれば、私は以下のようにしたいと思いました。
1)前提
こども未来戦略は「こども」が作るべき。若しくは子供に投票させるべきです。国立の中学、男子校、女子校、共学校など様々な背景を持つ中高生があつまって協議して決めたものを、「こども家庭庁」が助言と承認をするというのが良いと思いました。
2)妊娠フェーズ
まず、妊娠フェーズからはじまっているのに「違和感」です。妊娠前の結婚や妊活についてのサポートが書いていないですが、妊娠前のフェーズにもこども家庭庁が支援策を策定すべきと思いました。
そして、妊娠フェーズですが、10万円の支援ではなく、検診など全て保険適用にするなど、抜本的な改善をしないと「未来戦略」とは言えないと思いました。
3)出産フェーズ後~小学校入学前
もっとも親の影響を受けるタイミングとも言えます。子供を園に押し込んで、両親の働く時間を確保する施策ももちろん大事ですが、「こどもと親が思い出に残る行事を通じでお互いの信頼感や愛情を育む」イベントを支援するべきかと思います。
遊園地のチケット、映画のチケット、プール、旅行の電車代と宿泊代など、目的を絞った形でしか使えない形で子供をたのしませるお金を完全にサポートすることが「こどものため」であるのかなと思いました。
4)小学校入学後~大学入学
記載の施策はこどものためではなく、「おとなが安心して働けるようにする子供の居場所作り」と見受けられます。
子供の立場から見るとあまり「守られている」「自分たちの気持ちに寄り添っている」とは到底思えない施策が並んでいると感じました。
難しいであろうとは思いますが、例えば学校の施設を夕方の時間以降、子供が待機したり、習い事を学ぶ場所として民間に貸し出して、民間の習い事や学習塾が学校に移動をして、サービスを提供することで、こどもがわざわざ移動するのではなく、子供の時間の無駄をなくし、リスクを減らすような取組を地域のシニア世代を活用するなどして取り組んでいけるようなモデルができればいいなと思っています。
子供家庭庁は政府の新しい官公庁として、また目的から、色んな人が色んな発言をしてくるので大変だと思いますが、こどもファースト、こども目線での施策を考えるためにも、現在の子供にアイデアを委ねて、こどもをサポートするプロとしての仕事っぷりに今後も大いに期待したいです。
私も何か、地域に住む子供向けにビジネスを考えたり、推進できるような仕事に携わりたいと思いました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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