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50代からの登録養成課程 フレームワークは枠の暗記よりも思考のクセが重要
中小企業診断士を目指し、登録養成課程で講義を受け始めたばかりですが、早速、グループワークの発表資料の作成時に、「SWOT」を筆頭に、「4P」や「PEST」や「3C」に「5フォース」に「クロスSWOT」や「AISAS」や「ビジネスモデルキャンバス」、、と、様々なフレームワークを状況に合わせて活用しています。それは恐らく今後も変わらず、フレームワークの視点で物事を考える思考法が定着していくのかなと思うくらい、アウトプットでフレームワークを用いた思考アプローチを重宝しています。しかし、丸暗記ばかりのフレームワーク信者は不要であるとの記事が東洋経済オンラインに掲載されました。
今回はこちらの記事を踏まえた、フレームワークとの距離の保ち方について自分の考えを書き留めます。
フレームワークが重宝されている理由
物事をMECEに(漏れなくダブりなく)考えるのにフレームワークはビジネス界で重宝されていると理解しています。目的に応じて、全体を捉えるのにとても便利で、世界的に共通化されているフレームもあります。
私は中小企業診断士を目指すにあたり、「フレームワークで考えるクセ」をつけなければならないと思っているほど、まだまだ使いこなせてはいないと思っています。
この「考えるクセ」をつけるには、インプットのみではなく、アウトプットが非常に重要と思っており、これが上記のニュース記事でも伝えている、「知っている」と「使える」の差になると思っています。
登録養成課程であったり、二次試験の過去問対策の繰り返しがまさにこの「クセ」を体にしみこませると非常に有効になると体感しています。
記事ではフレームワークを重視しすぎることのデメリットの1つとして、フームワークを崇拝しすぎると、同じ答えしか出せなくなると危惧しています。所定の枠の中に言葉を当てはめるだけでは、ビジネスの世界では太刀打ちできず、一般的な解決策しか出てこない、誰に頼んでも変わらない、血の通わない「一般的でつまらない」解答しか出てこなくなります。
「それ、あり得ないけど、面白いよね」「〇〇さんの意見はいつもユニークで気づかされることが多いよね」などを言われるような人物になることこそが、個人コンサルタントとしての色であり、味となると思います。
思考のクセを手に入れるために
思考のクセを得るためには、とにかく反復練習が大事と思っています。シュート2万本の練習をすると、自然と正しいシュートフォームが身につくのと同じように、思考のクセは様々な経営課題に対峙し、その際に型にはまりすぎず、様々なフレームを利用し、フレームワークの活用の仕方を体に叩き込むことがフレームワークを活用した「思考のクセ」が身につく方法かと思います。
いつの日か、自分の思考のクセを徹底的に洗練させて、オリジナルのフレームワークを見出し、それが世界中に知れ渡るような日がくることを願いつつ、まずは様々なフレームワークをとにかく徹底的に使いこなして「思考のクセ」のベースを登録養成課程で磨いていきたいと思います。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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