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50代からの登録養成課程 ドジャースの大谷選手の契約金総額の回収期間は約2年

 中小企業診断士になりたいと思い始めて勉強を始めた数年前よりもはるかはるか昔、私は他の人たちと同じく、当時流行っていた少年野球をしており、小学生の頃の将来の夢はプロ野球の選手になることでした。
 大リーグの選手を実際に見たのは1984年の日米野球。ボルチモア・オリオールズと巨人の試合を見た記憶があります。ショートのCal Ripkenの存在を初めて知り、サードよりもショートのポジションのほうがかっこいいと思い始めたりしたのを覚えています。
 今ではWBCのような大会があったり、MLBのチームのいたるところに高校時代から見ていた選手が活躍するなど時代の変化を感じているところです。

 そんな今の時代に、大谷選手が大型トレードでロサンゼルスドジャースに破格の契約金と契約期間、契約スキームで移籍をしたのは記憶に新しく、世界中の人を驚かせましたが、今回、その金額について、ドジャースが2年で埋め合わせできる見通しがたったとのニュース記事があり、それもまた驚きました。
 10年利用できる選手の総額年俸を2年で回収とはさていくらか?というのを自分なりに勝手試算をしてみました。

前提条件の仮算定

 本来は毎年の支払い年俸もありますが、ここでは割愛します。
ざっくりと以下の条件を置きました。

・総額年俸 1,059億円
・支払日  10年後一括
・米国国債 4.3%(10年)
・為替   現時点のまま

現在価値概算=1,059億円 ÷ (1+0.043)^10
      =1,059億円 ÷ 1.5235
      =695.1億円

となり、現在価値で695億円相当を大谷選手関連でドジャースが追加で利益を稼ぐことができれば回収となります。

最近の追加スポンサー(対ドジャース)

・(新規)ANAホールディングス
・(新規)TOYO TIRES(広告出稿)
・(移設)DAISO(広告出稿)
・(移設)Ciaoちゅ~る(広告出稿_いなばペットフード)
・(新規)Kanzai(日本管財センター)
・(新規)KOWA(日本興和)

他にもグッズ販売、チケット、TV放映料、来年の日本での開催など大きな金額が動くのは紛れもなく、大谷の移籍効果。
大谷個人の契約についても一定比率はドジャース側にも入ることを考慮すると上記の2年の現在価値相当額の金額を2年以内に獲得できているのではと思います。

 ドジャースをはじめとするMLBの球団経営はハイリスクな面も今なおありますが、世界中から選手を集め、特に日本のマーケットは選手発掘としても、ファン層拡大としても、そしてスポンサー企業の拡大という3方において成長するマーケットと捉えているでしょう。
 様々な収益獲得源を持ちつつある今のMLBはハイリスクからミドルリスクになりつつあるのかもしれません。

 金額が大きすぎて皮算用の確からしさはわかりませんが、私も億り人になったらまた違う感覚になるのですかね。。。
 お小遣いを貯めてドジャーススタジアムでの観戦を夢見て、まずはより確かな算定をできるように登録養成課程での学びを優先したいと思います。

最後までご覧くださりありがとうございました。



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