見出し画像

サステナブルな社会のために証券会社として何ができる?~SMBC日興証券の想いと活動の軌跡~

近年、ニュースやビジネスシーンでよく耳にする「サステナビリティ」という言葉。
なんとなく知っているけど、はっきりとした意味はわからないという方も多いのではないでしょうか?
直訳すると「持続可能性」という意味で、環境・社会・経済が良好な状態を維持できる社会の実現を目指しましょうという考え方です。

今、サステナブルな社会の実現に向けて、世界中で関心が高まっている中、私たち金融機関がどう貢献していくのか。私たちの想いを実際の取り組みとともにお届けします。

どうしてサステナビリティ推進活動を行うのか

証券会社とサステナビリティ。

一見すると遠いように思えるかもしれませんが、私たちは金融機関として、環境や社会に配慮した投資を通じて、社会課題の解決やSDGsの達成ができるのではないかと考えています。

1999年には、日本で初めて金融に環境の視点を取り入れた「日興エコファンド」の取り扱いを開始するなど、当社にはこれまでも事業活動を通じて社会課題の解決に向き合ってきました。
加えて、企業としての社会的責任(Corporate Social Responsibility)を果たすための「CSR室」を設置し、様々な支援・ボランティア活動などにも力を注いできました。

多様な課題に、長期的な目線で取り組みたい

そのような中、2015年の国連サミットにおいてSDGs(持続可能な開発目標)が採択されたことで、もっと長期的な目線で社会課題の解決を目指すべきだという風潮が、世界中で急速に広がっていきました。

社会課題の解決といえば、かつては寄付活動や社会貢献活動が中心でした。ただ、課題が複雑化した現代では、温室効果ガス排出量の削減などの環境保全や人権問題への対応など、取り組むべきテーマは格段に増えています。

これまで続けてきた活動を、さらに長期的な目線で、より視野を広くもった活動へ昇華させていきたい。そんな想いから、「CSR室」改め「サステナビリティ推進室」として、私たちは社会課題の解決に向けた新たなステージに移行しました。

サステナビリティとファイナンス、どうつながる?

ところで、皆さまは「サステナブルファイナンス」という言葉はご存じでしょうか?

私たちが使うお金は、日常生活における消費だけではなく、金融機関を通じて、様々な企業や自治体への融資や投資のような場面でも活用され、社会全体を巡っています。

こうした金融の仕組みを通じて、環境問題や社会問題の解決を促し、持続可能な社会をつくる。
それが「サステナブルファイナンス」という考え方です。

融資や投資を行う際、企業などの財務面に注目することはもちろん大切ですが、それだけでは社会課題の根本的な解決にはつながりません。

そこで重要になるのが、サステナビリティという視点。

私たちは証券会社として、環境や社会に配慮した金融商品・サービスの提供といったサステナブルファイナンスの普及に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。

環境のために、地域のみんなでアクションを

サステナビリティ活動は、事業に関連するものだけではありません。

たとえば、環境保全活動の一環として2006年から毎年継続している「荒川クリーンエイド」もその一つです。
荒川流域でのごみ拾いを通じて、環境問題の現状にしっかりと向き合い、環境保全意識を高めながら荒川の生態系を守るボランティア活動です。

また、ごみを拾うだけではなく、清掃後のふり返りまでを行うのもこの活動の重要なポイント。

当事者意識が高まった社員からは「普段から無駄なごみが出ないようにしないと」「サステナビリティ推進への取り組みにもっと力を入れたい」といった声が毎年多く聞こえてきます。

環境保全や地域社会のために、これからも身近なところからアクションを起こす精神を大切にしながら活動を継続していきます。

私たちのサステナビリティ、まだまだあります

今回ご紹介させていただいた事例はまだほんの一部で、幅広い分野で様々な活動事例があります。

地球規模の課題解決も、まずは自分たち一人ひとりの小さな一歩から。
少し大げさかもしれませんが、地球の未来や理想の社会の実現に向けて、私たちがコツコツと積み上げてきた活動をこれからも発信し続けていきたいと考えています。

より具体的な事例紹介のほか、サステナビリティ推進活動が社内文化として浸透していくきっかけとなった取り組みも近日中にnoteで公開予定です!

ぜひご期待ください。

サステナビリティ推進室メンバー


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!