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日常スナップが旅撮影の役に立つ

たくさんの人が撮るいわゆる観光地で、”自分のキリトリ”をするのは、意外と難しいですよね。
どうしても”撮らされ”ます。

何を見せたいのか考える

日頃いつもの帰り道や、近所など、何でもない場所でスナップ撮影している方なら、普通に考えていること。
”何を見せたい”のか、何もない場所だと人に伝えるのは難しいから。色々工夫をしているので、そう考える癖がついていると思います。

東京駅の駅舎が立派なので、全体を見せる写真も撮りましたが。それだけだとみんなと同じ写真で。細かい造り全てが素敵な建物なんですよね。

そして東京駅の周りって、全てが統一されていて、俯瞰して見てみると美しさが分かります。

素敵な瞬間を切り取る

川越市

川越はとにかく物凄い人でした(^^;
素敵な看板のお店もたくさんあって、そちらも撮りたいのですが。

それだけだと、やはりみんなと同じ写真でしかないので。素敵な瞬間をキリトル癖をつけていると、その瞬間にシャッターを切れます。

プロの写真家さんから聞きましたが、
『いい瞬間に出会えたとしても、反射的にシャッターを切れるかというと、それは意外と難しい』のだそう。

日頃のスナップ撮影は素振り練習のようなもの、と私は思っているのですが、まさにそういうことなのかな、と思う。
シャッターを切った理由は後からわかる、ということは結構あります。

そこで楽しむ人を入れると印象が変わる

山居倉庫

風景写真としての”新緑”を撮るのとは違って、町の観光地撮影だと、私は人をさりげなく入れるようにしています。
いくら観光地とは言え、正面からの顔のアップは良くないと思いますが。
あと、子供の写真は、基本後ろ姿ですかね。

銀山温泉

有名な場所は”別の顔”も撮ってみる

山居倉庫の近く

いくら人を入れたとしても、やはりそれだけだと物足りない。でも少し周りも撮ってみました。

山居倉庫の近く

周りの山形らしい町並みも撮っておくと、旅のいい思い出になります。

銀山温泉
銀山温泉

銀山温泉は朝にも歩いてみました。朝は結構面白いですよ。
プロカメラマンが仕事で銀山温泉の写真を撮るなら、一番美しい場所だけを撮るのだと思いますが。
逆に言うと、そういう写真しか撮らなかったら、旅行サイトで見たことある写真を残して終わってしまいます。

銀山温泉
銀山温泉

個人的に旅写真を撮るのなら、観光地の周りも歩いて、色んな写真を撮っておいた方が、後から色んなことを思い出すことが出来ます。

見えるもの全部を撮りたくなったら、縦写真にしてみる

国立新美術館は二度目の訪問でした。広角で撮りたくなる場所です。
勿論その写真も撮るのですが。それだけだと何度行っても同じ写真になってしまいます。

無理やり縦方向で撮ると、選んで撮るしかないので、他に工夫してバリエーションが増えました。
行った人にしか分からないと思うのですが、ここは、縦で切り取るのは結構勇気がいるというかね(^^;

せっかくなので、横写真も1枚置いておきます。カッコいい設計ですね~。

車移動でも、ローカル駅を撮るのもおすすめ

ローカル線の駅の撮影は、それこそ、日頃のスナップが役に立つ場面です。本当に色んな意味で、何にもない、ので(^^;

でも地方へ旅行した時って、その落ち着く素敵な町並みを楽しむことが目的ですよね。

癒された落ち着いた町並みを写真に残しておくと、後から色々思い出します。

今回の旅写真も、記録として、フォトブックにしようと思っています!
”フォトブックにする”と旅に行く前から決めておくのも、おすすめ。色んな写真を撮ろうって思えるので。

いわゆる<映える場所>しか撮らなかったら、リアルな思い出写真になりにくいと思います。そんな写真だけなら、サイトや旅行本で見た写真をただ確認しに行くだけで、終わってしまいます。

撮らされないで、自分から撮りに行くには、やはり日頃の撮影が役に立つ、と思います。

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