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カジュアルOK!楽しんでOK!カスタム絵文字は10000個!? 私流のSlack技を聞いてくれ

こんにちは、PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)の岡田(@okapii)です。
2020年3月にSmartHRにジョインし、入社してもう少しで3年目に突入しようとしています。日頃はPMMとしてSmartHRの新機能をお客さまに届けたり、お客さまの要望を管理しプロダクトロードマップを検討したりしています。お肉を食べるのが大好きです。

ある時、広報のたけべさん(@ta_ke_be)から、「okapiiさんってなんか知らんけどSlackを楽しく使ってそう。だから、仕事でもそうじゃないときでも、Slackを活用するコツを社内報で書いてほしいも」と声をかけられました。なんだか楽しそうにしているという印象を持たれていたことをこのとき初めて知ったのですが(光栄です!)じゃあ書いてみるかと思い筆を取ります。

SmartHRの社風が伝わると良いな、なんなら内定者の皆さまや、入社間もない新入社員の方に、「Slackでも遠慮しないで良いんだよ、肩の力を抜いて楽しくね」と知っていただくことで、SmartHRでの仕事を楽しんでもらえたらなと思います。

2年弱いるけど初めての社内報デビューです!お手柔らかにお願いします。

サクッとおさらい!Slackとは?

SmartHRで使っているチャットツールです。社内のやりとりだけでなく、他社さまとのやりとりをSlackで行うこともあります。
また、SmartHR社で使っている各種SaaS(Software as a Service)はだいたいSlackに通知できるようみんなでハックしています。

あまりにもコミュニケーションの頻度が高く、何でもやり取りされているので、言うなれば、もう、仮想オフィスみたいなものだと思ってます。

余談ですが、新入社員の入社時には「Slackのオリエンテーション」をkoipaiさん( @koipai)が開催しています。「運営側としても、実は一番好きなオリエンなんすよね〜」って言っていたの、2年経っても記憶に残っています!

最近は、Slack内の「huddle(ハドル)」という音声ミーティング機能を使って夕会をしたり、雑談をしたり、ちょっとした相談を口頭でしたりなどコミュニケーションをとる姿も見かけます。

SmartHR社内のSlackのKUFUと特徴

仕事も、雑談も、オープンな社風

これは特に内定者の方や新入社員の方向けにお知らせするのですが、SmartHRはオープンな社風なので、Slackのほとんどのチャンネルがオープンです。仕事に関する情報がオープンなので、「今この部署でこんな取り組みをしているんだな」とか「こんなプロジェクトが動いているんだな」「素敵だな」みたいなことがわかる状態になっています。

以前、引っ越しを検討していた時に、自宅用にドラム式洗濯機を買うか迷っていたんです。「どのメーカーがいいんだろう?」「どう選べばいいんだろう?」など思ったんですが、SmartHRのSlackで試しに「ドラム式洗濯機」と検索したらいっぱい情報が出てきたんです(笑)。

過去に、社内の他の方々が同じように迷っていて、それに対してのアドバイスもたくさんあって、困りませんでした。正直「ググるより早く、欲しい情報が手に入る」それがSmartHRのSlackの特徴かなと思います。

どんなチャンネルが多いの?

実際に、どういったチャンネルの数が多いのかを見てみました。2021年12月1日現在でパブリックチャンネル数は2,388個。その割合を見ると…

  • pj 333個

    • プロジェクト(施策)ごとに立ち上がるチャンネル。

  • feed 128個

    • DocBaseの公開・更新、Slackのチャンネル作成、Slackの絵文字登録などの情報が自動で流れてくるチャンネル。

  • times 359個

    • 個人用のTwitterのようなチャンネル。メモとして使う他、個人間でのやり取りなど。

  • 部活 86個

  • 同好会 117個

    • お笑い、料理、inu、neko、草野球など。同好会として始まり、人数が増えて部活になることも。

  • 趣味 322個

    • 語感、ワイン、海釣り、階段、日本語ラップなど。部活や同好会に比べて、「とにかく好きだからこれについて話したい」という集まりが多い気がします。

「# pj 」チャンネルは、プロダクトや機能ごとにあったり、各グループでの取り組みごとに用意したりしています。SmartHRはプロジェクトが本当にたくさんあってすごい!
社内全体でいろんな方々がいろんな取り組みを主導しているんだなって今回の社内報を書いていて改めて感じました。

絵文字をフル活用

SmartHRは絵文字でのリアクションのコミュニケーションが盛んです!
投稿に対して「いいね!+1」とつくだけでも、人は嬉しいです。

SmartHRには10,000個くらいのカスタム絵文字(※自社で作成したオリジナルの絵文字)があったり、新しい絵文字が追加されるとお知らせしてくれる# feed_slack というチャンネルもあったりします。

よく使われる絵文字はこちらです。

また、reacjiといって、特定のリアクションがつけられた際に、別のチャンネルに投稿が自動で共有される仕組みも、SmartHRではたくさん活用されています。

お客さまからすごくありがたいお言葉をいただいた時、SmartHRでは、社内全体でその喜びを共有します!その出来事にまつわる投稿に「CSいい話( :cs-iihanashi: )」という絵文字がつくと # cs_いい話_stock というチャンネルに自動で流れるので、「こんな感じでサクセスしていきたいな〜プロダクトも頑張るぞ」という気持ちにもなっておすすめです。

Slackチャンネル # cs_いい話_stock チャンネルのスクリーンショット。次の2つのメッセージが載っている。「人事労務担当の事務工数がかなり削減されて、年末調整の時期に残業なしで帰れました!」「既存顧客の〇〇様からのメッセージ。改めてSmartHRを世の中に広めたいですね。“現在オンライン年末調整の真っただ中です。回収もほぼ終わり、今はチェックの段階です。今年が2回目のオンライン年調。これが標準となっていくと肌感覚で実感しています。今までの紙回収はなんだったんだろうと…ありがとうございます”」
# cs_いい話_stock チャンネルのスクリーンショット

※このチャンネルは、作成当初はカスタマーサクセス(CS)グループだけで共有されていたのですが、今では全社員が入っていて誰でも見れるようになっています。

同様に、「偉業(:igyo:)」というスタンプがつくと共有される、# 偉業 チャンネルもあります。「お客さまを受注した」「サクセスにつなげた」ときはもちろん、「難しい開発をやり遂げた」「新しい仕組みを作り上げた」などなど、偉業のジャンルは様々ですが、社内の誰かの仕事の活躍がみれるので、私は、このチャンネルもとてもお気に入りです!

okapii流のSlackのKUFU

完全に自己流なのですが、「楽しそうにSlackをしている」というお声をいただいたので、私が工夫していることをさらにご紹介します。誰かの参考になれば嬉しいです。

チャンネルはセクションで分けて、優先度の高い順に管理する

PMMという職業柄、プロダクトサイドにも、ビジネスサイドにも幅広く情報を拾いに行くことがありますし、各チャンネルに生息する社内メンバーに適切にアプローチするために、いろんなチャンネルで告知することがあります。
そのため、Slackの “セクション” 機能を使ってチャンネルを管理しています!

私の場合、自分がよく動かすチャンネルは「仕事にメインで関わる」という一番優先度の高いセクション、サブで入るなど毎日数回は何が動いているか見ておきたいチャンネルは「仕事に関わる」というセクションで管理しています。

また、# randomのような雑談チャンネルや、# 名言 # 偉業 # cs_いい話_stock のようなSmartHRのカルチャーを感じやすいチャンネル、誰かがメインで呟くtimesチャンネル(※メンバーごとのチャンネル)など、業務に直接的に関わらないチャンネルもSmartHRにはたくさんあります!それらもセクションを分けて管理しており、何か雑談をしたい時などは見に行ったり、投稿したりしています。
(一応、業務外のことなので優先順位的にはセクションは下の方にいますが、仕事の合間とかで実はよく見に行っています :tehe: )

Slackのセクション分けのスクリーンショット。上から順に「仕事でメインで関わる」「仕事に関わる」「memo」などが並んでいる。
Slackのセクション分けの様子

「memo」というセクションは自分のtimesや、自分宛のDMを管理しています。自分宛のDMは、社内に告知する際の下書きや、後で返信するためのToDo管理に使っています。

ブックマークはたくさん活用する

気になった投稿、内容を検討して後で返信する必要がある投稿、ToDo管理など、ブックマーク機能はさまざまな投稿を保存しておいて、後から見返してアクションをとるのに便利です。

ここで私のおすすめなのですが、ブックマークは、あえて仕事以外の楽しいこと・面白いと思ったこと・いい話・誰かが発言した名言などを中心にして貯めています。

言われて嬉しかったことや、クスッとなる出来事や発言、頑張ろうと思える励ましの言葉だったりを敢えてブックマークしておいて、元気のないときに見返しています(笑)。

告知はできるだけ端的にわかりやすく、でも想いは伝える

PMMという役割なので、ビジネスメンバーへのプロダクト情報のデリバリーは大事な仕事の1つです。

とはいえ、ビジネスメンバーには毎日たくさんのメンションが飛ぶと思うので、できる限り「これはプロダクトのこの情報だよ、お待たせ!興味がある人に届け〜!」のつもりで以下のような工夫をしています。

  • どのプロダクトの情報なのか端的にわかりやすく!(SmartHRはたくさんのプロダクトがあるので)

  • 人は文字より視覚で認識するので、絵文字1つで伝わるものは使う

  • 動く絵文字や文中の絵文字など、内容に関係ない絵文字は最低限にする(視線がちらつかないようにする)

こちらは私の担当機能のリリースが控えている時の社内告知です。お待たせ!!という想いが伝わるように書きました。(たくさんリアクションくれて、このリリースを待ち望んでいる現場のメンバーがたくさんいるなぁと嬉しくなりました)

担当機能のリリースが控えている時の社内告知のSlackのスクリーンショット。「CSVのPMM、オカピです!暑いね!」という挨拶に続けて☀️「ウホ〜イ」といった絵文字と共に、リリースに関する共有が記載されている。

ちなみに、全社告知はちゃんみーさん(@chanmy)のアンサー記事が最高なので見てください!

最後に

この記事を読んで、新しく入社されたメンバーや、内定者の方々に、少しでもSmartHRのリアルな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。

SmartHRは立場や入社年に関係なく、本当にフラットな会社です。もし、入社して情報量の多さに困惑したり、不安だな、と感じたら、みんなが使っている絵文字をしれっと使ってみてください。

「ありがとうございます」という絵文字もいいけど、勇気を出して、上司にも、まだ知らない人にも、一旦「ありがたう〜」スタンプをつけてみましょう。なんだか、馴染んだ気になれます。SmartHRの10,000個以上あるカスタム絵文字の中で、利用ランキング第1位の絵文字、積極的に使っていきましょう!

(もちろん、「絵文字つけることが強制」というわけじゃないですよ!新入社員のみなさんがSlackでの投稿に少しでも遠慮しているのであればそんな気にする必要ないんやで、が伝わればいいなと思います)

仕事も、Slackも、楽しんだもん勝ちですね。
読んでくれてありがたう〜!

おわり

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