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【雑談#4】「不要不急」をそぎ落としたら、プリキュアが「家族との時間」を増やしてくれた!、というお話。

 心理学者・河合隼雄のエッセイの一節に「マジメも休み休み言え」というのがあります。
 そんなわけで、週末は、カジュアルに書き、平日は少し本筋を書こうと気持ちをゆるめました。

 「不要不急」とは?をめぐっては、身の周りでも多くの議論がありました。2020年2~4月当初に感じたのは、「自分の仕事は要だし、急だ!!!」という謎のプライド。
 でも、緊急事態宣言を受けて、はっきりとした。私の仕事は、「要だし、急だ!」かもしれないが、出勤も出張も最低限で十分、という事実。加えて、自分の仕事の中で、何が要で、急なのかを真剣に考えられました。
 結果として物理的な移動時間とそのための準備の削減につながりました。
 さらに、今までの無駄をそぎ落とすことに手間暇をかけることで、いわゆる生産性も向上しました。デバイスに投資もしたし、マインドもだいぶ変わり、仕組み作りも習慣作りも改善しました。

 一方、緊急事態宣言が空けると、それでも「現場主義」の大切さも同時に実感しました。
 だって、産業の脱炭素化とか、まちづくりとか、現場見ないと分からないもの。それでも、必要最小限の準備でほしい情報を収集し、加工できるのは、これまでの蓄積だと思います。
 だから、2020年の終わりごろまでは行きたい街や工業地帯、会いたい人をこっそりとリストアップし、webや書籍で調べながら、ニヤニヤとしていることが。旅行の本とか、読みたい気分で過ごしてました。

 それもつかの間、またまたの緊急事態宣言。

 そして、ここが本題ですが、今回の一連の情勢での収穫は、ようやく、「家族との時間」がとれるようになったこと。
 これは、物理的に一緒の空間にいる時間だけでなくて、心の余裕をもって接することができる時間が増えた、と思っています。
 (そして、家族もそう感じている、と願っています。。。)

 そこでタイトルの話になる。毎週日曜日の朝は、『ヒーリングっど♥プリキュア!』を娘とツレと欠かさず観ている。
 以前のプリキュアも観ていたし、映画も観ていた。何なら主人公たちも変身後も含め大方、フルネームで名前が頭に入っている。
 でも、コロナ前は、前半の人間模様を観て、CMから後半のシーンは、新聞を読む、など片手間であった。もちろん、出張で観ない日も多かった。
 要するに一時は万事で、家での私は、どこか片手間だったのかも、、、と反省しました。

 それを受けて、大の大人がマジメにプリキュアを観るようになりました。それはそれでシュールですが、何せ面白い。癒される。そして、何より、娘との会話が弾む

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手作りお手伝いスタンプ表。
他にも鬼滅の刃、ジブリ、ライオンキング、アナと雪の女王などなど。
共通の話題が増えると笑顔も自然と増えますね。
そして、お手伝いを喜んでいる姿、スタンプを押していい?にニンマリ。

 あと、白状すると戦闘シリーズとドラゴンボールで幼少期を過ごした中年男性にとって、「優しい雰囲気で育っていく子どもたちがいるんだ!」と素直に世界の見方を変えることになりました。ダイバーシティなんて昭和にはなかったからなぁ、と言い訳しつつ、これから理解を深めよう。
 結果、娘の話すとき、ツレの話すとき、今まで以上に傾聴できている気がし、気づきも多かったです。
 あ~、こんなタイミングで笑うんだ、仲直りとは決着をつけることではないんだ、みんなのいいことと悪いとこを補い合うんだなぁ、などなど。

 今まで、魔貫光殺砲のように仕事をし、元気玉で世界を転換するようなマインドでサステイナビリティに立ち向かってきたけど、「地球をお手当て」するプリキュアの心持ちも重要だと感じた、というお話。
 以前の記事、『継承可能性、に込めた意図』は、たぶん、孫悟空=イーロン・マスクさん、プリキュア=中村朱美さん、なんだったんだなぁ。

 そんなわけで、だいたいコロナ禍の過ごし方が定まってきました。今後、移動の自由が変われば、在宅と職場、家での時間と出張と旅行、どんなバランスをとるかは、これまでとは違ってくるでしょう。
 適応することで、成長するもの。そんな気になりダーウィンの理論を読もうとしたけど、さすがに断念し、『ヘッケルと進化の夢(2015,工作舎)』をポチリました。いつか、そのエッセンスを紹介する記事を書こう。

「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである」

チャールズ・ダーウィン

◆飲食店やエンターテーメントなどに関かる方は、悠長な雑談に怒りを覚えるかもしれません。でも、いつか皆さまのサービスがもたらす「笑顔」がよりより社会につながると信じ、エールを送ります

 クリエイターの皆様は「不要不急」でどんな気づきがありましたか?
 今更かもしれませんが。

 お読みくださり、ありがとうございます!!!!

 これまでの文章は、『サステイナビリティ私観』をご覧ください。
 応援してくださる、と嬉しいです。!!!

「世界を変えるお金の使い方(Think the Earth Project編)」に基づいて100円単位~数万円単位でできること、50項目を実行し、その報告を記事にします。 「毎日使う100円玉にも世界を変える底力があります(P11)」 応援、ありがとうございます!!!!