社内でデザイナー成果発表会を開催 | 内容を紹介

スマートキャンプデザインブログ、Designer / Engineer のhaguriです。

スマートキャンプでは、半年に1度、全社向けに公開している「デザイナー成果発表会」を実施しています。

普段複数の業務を行っているデザイナーがやってきたことや、どんな考えでデザインしているのかを伝える目的で開催しています。

4月に半期の成果発表会を行ったので、その内容を紹介します。

発表会の概要

前回は社内のオープンスペースで開催したのですが、今回は完全リモートなため、Zoomを使用して開催しました。

開催日の1週間前くらいから社内で呼びかけて、希望者が立ち寄ってもらうようにしています。

一人の持ち時間は約20分。発表を15分行い、その後チャットや口頭で質問を行います。

弊社はデザイナーが4人所属しているので、合計80分ほどかけて発表していきます。

それぞれの発表資料

発表する内容、構成は人によってさまざま。自分がどのようなことをやり、どんな考えで取り組んだのかを言語化して伝えていきます。

※公開できない内容も含まれているため、ぼかしをかけています

▲ コーポレート・コミュニケーションのデザイナー

▲ プロダクト（BOXIL）のデザイナー

▲ プロダクト（BALES、Biscuet）のデザイナー

▲ イベント事業（BOXIL EXPO）のデザイナー

まとめる方法は、Googleスライドだったり、Figmaだったりとそれぞれ慣れているツールを使用します。

実際に開催してみて

参加者からは以下のような質問がありました。

「Biscuetのデザインで苦労したところってどんなところ？」

→ 「Biscuetという弊社の新規プロダクト」に関する質問

「サービスLPを営業メンバーで更新できるように、どんなところを工夫・サポートをしていただいたのでしょうか？」

→ 「営業がSTUDIOを使ってLPを自身で運用できるようにした」ことに関する質問

「カスタマージャーニーマップの制作はどうやって進めていったのか？」

デザイナーが何を考えて、どんなことをしているのかが、業務上関わりが少ない方も、よく関わっている方にも少しは伝わったのかなと思います。

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全社へ向けた発表が終わったあとは、デザイナー同士でフィードバックしあいます。発表内容に関しての深堀りだったり、半期どうだったのかなどを話し合っていきます。

コーポレート・コミュニケーションのデザイナーの１人からは以下のようなフィードバックがあり、お互いのことを考えられる良い機会だと思いました。

■ プロダクト（BOXIL）のデザイナーへ向けて
持ち前の整理力と課題意識のアンテナが非常にたっていて、BOXILの改善が本当にやるべき部分なのか、どこの話をしているのかを明確にするといった、業務設計としてのデザインがかなりできていたのかな、と思いました。中長期的にしっかり運用して効果を実感してもらえる日が増えることを楽しみにしています。

■ プロダクト（BALES Biscuet）のデザイナーへ向けて
Biscuetの機能開発とUI/UXをかなり凝っていました。特にフィルタリング機能については頭がこんがらがりそうなほどの情報群をうまく切り分けていきながらも、ユーザビリティの高いUIに落としこむのはまさに職人だなと思いました。

■ イベント事業（BOXIL Expo）のデザイナーへ向けて
まだ入社1ヶ月なのにBOXIL EXPOで営業の意見をしっかりくみとって資料に落とし込み、マルチプレイヤーだなあと思いました。
デザインのクオリティも高くて、めちゃくちゃ頼りになりますので、もっとポジティブに自己評価をしてもいいなと思いました。

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デザイナー同士がお互いのことを考えられたり、社内の人へデザインの考え方の普及だったりができた発表の場を、今後も試行錯誤をしながら大切にしていきたいと考えています。​

WRITER： 葉栗 雄貴 / haguri ( SMARTCAMP Designer&Engineer )