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人口減少は問題なのか?

今日はちょっといつもと違う話をします。


人口減少についてです。


日本の出生率が下がり続けて、このままだと大変なことになる、という話をよく聞きます。


だから少子化対策なんとかしろ、やむを得ず移民を受け入れて、、、みたいな話になってます。


しかしですね、、、

これからどんな社会になるかと考えた時に、人口減少はむしろ時代の流れに沿ってるんじゃないかと思うんですね。


かつては人口ボーナスといって、団塊の世代やそのジュニア世代など、人口の多い世代が成人すると消費が活発化して経済が拡大するという説がありました。


経済成長の時代はそれが正しかったんだと思いますが、日本はとっくにその時代は終わっています。


これからまた人口が増えればかつての高度成長が戻ってくると考えているのかもしれませんが、それもナンセンスな感じがします。


元気だった頃の日本にノスタルジーを感じて開催したのが2021年の東京オリンピックだったと思いますが、日本全国が湧き立つほどの興奮はなく終わりました。


来年の大阪万博は開催自体が危ぶまれる状況です。


どうも根本的に発想がズレてるんじゃないかと思います。


一方でAIが発達して、これからは仕事がどんどん減っていくと思います。


厳密にいうと、今まで人間がやっていた仕事そのものをAIがやるようになって、人間がいらなくなる社会です。


実際、このでもちょっと書きましたが、AIに頼むと時間もコストも品質も圧倒的にレベルが高いわけです。


イラストに限らずコンサルなどの相談業、そして事務手続きなども人間がやるより断然効率が良くなります。


自動車も自動運転の技術が着々と向上しています。


人間は存在するけど、仕事はない


という世界がもう始まりかけているわけです。


働き口のない状態で人口が増えていったらどうなるか、簡単に想像できます。


ベーシックインカムがあるじゃないか、という意見もありますがどちらにしても社会的なコストが増えるだけです。


今のところは人手不足が言われていますが、これは過渡期の一時的な現象です。


そのうち人は余ると考えるべきです。


そう考えると、人口を減らさずむしろ増やそうとする政策は逆を行っているような気がしてなりません。


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