凹んだ時に思い出して欲しいこと
生きていると凹む時もありますよね。
仕事でミスをしたとか人間関係がうまくいかないとかです。
もちろん状況は様々だし、原因も色々でしょう。
自分の力ではどうしようもない、ということもあると思います。
しかし多くの場合、物事がうまくいかないと自分を責めがちです。
もちろん、なんでも他人のせいにする人もいるでしょうが、そんな人はそもそも凹みません(笑)
だから凹んでる人はきっと真面目で責任感のある人です。
そして、自分はダメだ、とか、能力がない、とか、運が悪い、とかいろんな言い方で自分にダメ出しをするわけです。
そんな時に思い出して欲しいことがあります。
それは、、、
人間は成長するということです。
ここにも書きましたが、人の能力については固定マインドと成長マインドという2つの見方があります。
固定マインドはその名の通りで、人間の能力は決まっているという考え方です。
だからダメなやつはずっとダメ、努力してもムダ。
何だかずいぶん後ろ向きな考えですが、意外とこう思っている人は多いです。
一方、成長マインドはその逆で、人間はいくらでも進歩成長できるという考え方です。
もしこの考え方があれば、仮に失敗したとしても立ち直ることができます。
私のみるところ、固定マインドのリスクは2つあります。
一つは、失敗したりして凹む経験がどんどん蓄積されていくことです。
その都度、自分はダメだというセルフイメージがどんどん積み上がっていきます。
もう自分は改善できないと思い込んでいるので、バツ印がどんどん増えていくだけなわけです。
そうすると新いことに取り組む勇気がなくなっていきます。
もっとひどくなると他人の足を引っ張るようになるので要注意です。
もう一つのリスクは、この固定マインドは無意識に深く入り込んでいるということです。
「固定マインドと成長マインドの2種類があって、成長マインドが大事ですよ」という話を来た時に多くの人は「確かにそうだよね」と思うはずなんです。
じゃあその人が成長マインドで生きているかというと実はそうではない。
固定的な視点で自分や他人の能力を測っている場合が多いんです。
実は私自身もそのことに気づいて愕然とすることがあります。
ですので、もし自分が失敗したりして凹んだら、成長マインドの話を思い出してください。
そして次はもっとうまくやれる、必ず成長する道があるはずだ、と考えてください。
そうすればきっと打たれ強く、しかも他の人を励ますこともできる人になれるはずです。
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