会社=自分になってたことに気づいた
会社を作ってからちょうど10年になります。
あまり好きな言葉じゃないけどいわゆる「法人成り」ってやつで、ずっと私一人で切り盛りしてます。
そんな状態なのですっかり会社=自分になってたんですが、今朝の3分読書で出てきたのが株式会社に関する記事でした。
3分読書についてはここに書いてます。
株式会社って、いわゆる所有と経営の分離が原則になっていますね。
だから会社のオーナーである私(株は100%私が持ってます)が、経営を誰かに委託して業績をアップさせるという方法もあるわけです。
また、もし買い手が現れたら売ってもいいし、反対にもし良い会社があれば買っても良い。
もちろんこんなこと知ってはいましたが、今更ながら自分ごととして考えることになりました。
そもそも法人化したのは、企業向けのサービスを展開したかったからです。
当時からメインの仕事は個人の方向けのキャリアや起業に関するアドバイスでしたが、それに加えて企業研修も請け負えるんじゃないかと考えたんですね。
そのためには個人では難しくて、こちらも法人化した方がやりやすいだろうと考えたのが元々の動機です。
しかしそのプランはあっという間に頓挫してやっぱり個人相手に集中することになったので、本来の設立意図からはズレているわけです。
しかしそうは言ってもせっかく10年間続けてきたのでそれなりに愛着は持っています。
実は最近、チラチラと会社の将来について考えることがあったんですよね。
もし自分がこのまま歳をとって働けなくなったらその時点で会社はおしまいです。
もちろんそれが悪いわけじゃないけど、できればずっと続いてほしいという気持ちもある。
でも若いスタッフがいるわけでもないし、まして買い取ってもらえるほどの優良企業でもないので、これはもう仕方がないかなあ、と漠然と考えていたんですね。
しかしこれもなんとなく将来の希望が見出せない感じだとモヤモヤしてたんですが、今朝の読書でちょっと視点が変わりました。
今からでも頑張って業績を伸ばし、企業価値を高めれば自分がいなくなった後も会社は残るかもしれない。
もちろん価値のない会社なら残しても仕方がないので、社会にとって意義のある会社にするためには何が必要だろう?と考えました。
今までにはなかったことです汗
会社=自分だったものから自分を取ったら果たして何が会社に残るのか?
もちろんカンタンには結論が出ませんが、毎朝こんな感じで視点が増え、思考が広がっていくので朝の3分読書はやめられない、と思ったのでした。
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