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「チーム担任制」が広がることはよいことでは?【学校は、閉鎖系から解放系がとなるべきと思う理由】
福岡市城南区の城西中学校で、従来の「固定担任制」からクラス担任をローテーションで行う「チーム担任制」が導入されたとのこと。
地元放送局が取材しています。
個人的には、いい試みではと思っています。
先生方の複数の眼があることは、一人の人間ではカバーできない点を補うことができ、「安全な学校生活」という点でもメリットがあるのではと思います。
公立の中学校には、いろんなバックグラウンドのある生徒が通っています。そのような多様性に対応するには、先生方がチームを組むことで、社会のニーズに可能な限り対応できると思いますし、何より先生の負担が減ることは、いいことだと思います。
そもそも社会人としてもこれからである若い先生方に、何もかも押し付ける結果となる固定担任制の問題点を改善できる点も大きい。経験を積みながら、諸先輩の先生のスキルを学べる点があることもあり、今後問題点を克服しつつ、広まってほしいなと思います。
学校で発生する問題のいくつかは、学校が閉鎖的な空間であることだと思っています。いじめの問題も、閉鎖的環境によって生じている側面もあると常々思っているので、生徒たちが開かれた環境にいるということは、いじめの防止・早期発見につながる面もあるのではと思います。
また、同じ福岡県では、↓のような悲劇も同時並行で起こっています。
これも学校が閉鎖的であることが生み出した悲劇ではないかなと思います。
パワハラが起こる原因はいろいろあるのでしょうが、学校がもっと解放的な空間であれば、被害者となった先生も、場合によっては加害者となった人もそうならなかったのかもしれません。
アカハラも学部の講義の授業のような場ではほとんど起こらず、閉鎖性のある研究室レベルでの教育でおこりやすくなっている。閉鎖的な空間のリスクはもっと社会に共有され、ハラスメントという圧力が成り立たない環境づくりはもっと広がってほしいなと思います。
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